原発事故渦中の今、あえて核廃棄物最終処理問題を提起する映画をプレミア上映決定

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映画『100,000年後の安全』

 今夏劇場公開されることが決まっている、放射性廃棄物の永久地層処分場の10万年後を描いた映画『100,000年後の安全』のプレミア上映とワークショップが4月2日に開催されることが決まった。フィンランドで進行中の、世界初の高レベル放射性廃棄物を、固い岩を削って作られる地下都市のような場所にる埋蔵するというプロジェクトは10万年間保持されるように設計されているという。本作は、果たして廃棄した有害物の安全が保たれるのか、10万年後の人々の安全を保証できるのかという問題について、するどく切り込む。

 日本は今、福島第一原発事故の渦中で、報道番組以外の原発に関連する番組、映画は放送、公開を中止している中であえて上映となる。また、配給元のアップリンクはこの映画にかぎらず映画配給の仕組みを知るためのワークショップを定期的に行っているが、今回はこの『100,000年後の安全』を題材に、どのようなプランで公開と宣伝をしていけばいいかを参加者と考えるワークショップを行い、映画の本質を客観的にとらえる議論を行う。

 この映画で問題提起しているのは、原発の是非ではなく、すでに原発の恩恵を受けてしまったわれわれ人類の今後の責任について。今後は原発についてさまざまな議論がされていくだろうが、あえて今この映画を観ることに意味があるのか。それは映画を観た上でもいろいろな意見があるだろう。(編集部・下村麻美)

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