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反原発のキャンドル・ジュン、被災地と東京を往復「福島県の原発周辺の被災者に支援を」呼びかける

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「ろうそく持っていくくらいなら食べ物を持っていきたいので」とキャンドル・ジュン
「ろうそく持っていくくらいなら食べ物を持っていきたいので」とキャンドル・ジュン

 8日、18時から恵比寿リキッドルームで、LOVE FOR NIPPON救援物資を募るアコースティックCandle Nightが行われ、Candle JUNE(キャンドル・ジュン)が10分以上にわたり、被災地への思いを語った。

 美しいキャンドルデコレーションが施されたステージに、Candle JUNE(キャンドル・ジュン)が上がった。「皆さんこんにちは」とゆっくりとあいさつをすると、「てんやわんやで今日を迎えたんですが、さきほどスタッフと話をして、初めて今日が平日だということに気付きました。でも被災地の人たちは、曜日は関係なく過ごしているんです。複雑です」とこの数日間、被災地と東京を往復していた日々を伝えた。LOVE FOR JAPANのサイトを立ち上げたとき、彼は支援物資や義援金を集める前に、被災者の人々が情報を集めやすくなるようにサイトの充実を徹底させた。ようやく落ち着いた現在、スターターと呼ばれる著名人に自ら頼み、救援物資を集めた。「物資の届け先は、最初からはっきり決まっていました。福島県の原発周辺の地域です」。原発事故以来、福島県の原発周辺の地域の人々の地域には、主だった団体が行かず支援物資が届いていない事実がある。Candle JUNEは「それはとっても変な差別だと思いました。僕は以前から原発反対の活動をしてきたので、放射能の怖さもわかっています。でもわかっているからこそ、いま、福島の人たちを救わなければと思い、皆さんから集めた物資を届けています」と話した。

 10分以上に及び、被災地への想いを語ったCandle JUNEは、「もうメディアに出ないと言っていたんですが、そんな自分のことはどうでもいいんです。今は寄付や義援金を募るときではないんです。今被災地の人たちは、ようやくテレビも観られるようになりましたが、たくさんのお金が集まっているのに、どうして自分たちのおかずはないんだろうと思っている人がたくさんいます。ちゃんと必要としているところに持って行けば喜ばれるし、すごく大切だと思います」と話し、「東北道は空いています。むちゃをしろとは言いませんが、自分の暮らしている町、自分の会社、学校がどんなアクションを起こしているかを考えてください。自分でアクションを起こすことが大切です。被災地の人たちとつながってほしいです」とこれまでさまざまなチャリティー活動に関わってきた彼らしい考えを示した。先月22日に妻の広末涼子との間に男児が生まれたばかりだったが、「大切な家族を守っていきたい」とコメントするにとどまり、被災地の話に一貫した。

 「ろうそく持っていくくらいなら食べ物を持っていきたいので」というCandle JUNEは、今日、震災に対して初めてキャンドルを灯した。ライブは、MINMIが静かに涙を流しながら、会場の人たちとともに被災地に向けて祈りをささげ、始まった。ライブには、MINMI、若旦那、アンダーグラフの真戸原直人、Leyonaらが登場。LOVE FOR JAPANの支援活動は、これからも長期にわたって活動を続けていくという。(編集部・森田真帆)

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