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カンヌ国際映画祭「ある視点」部門オープニングに加瀬亮が出演する巨匠・ガス・ヴァン・サント監督の『レストレス』が決定

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神風特別攻撃隊のパイロットだったゴーストを演じる加瀬亮
神風特別攻撃隊のパイロットだったゴーストを演じる加瀬亮

 5月11日から22日までフランスで開催される第64回カンヌ国際映画祭で、「ある視点」部門のオープニングに日本の加瀬亮が出演する巨匠・ガス・ヴァン・サント監督の新作映画『レストレス(原題)/Restless』が上映されることがわかった。

 ガス・ヴァン・サント監督は、2003年のカンヌ国際映画祭で『エレファント』にて最高賞パルムドールと監督賞をダブル受賞したことがある。またロビン・ウィリアムズマット・デイモンベン・アフレックが出演した『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』ではアカデミー賞監督賞にノミネート、ショーン・ペン主演の『ミルク』でもアカデミー賞8部門にノミネートされるなど作品のクオリティーには定評がある巨匠。

 そんなガス・ヴァン・サントの作品に映画『アウトレイジ』や『それでもボクはやってない』で好演を見せた加瀬亮が物語のキーマンとなるゴースト役として登場する。『レストレス(原題)/ Restless』は、脚本を担当するジェイソン・リュウが書いた戯曲「Of Winter and Water Birds」を基に映画化した作品。不治の病に冒された少女と、趣味が葬式の参列というちょっと変わった少年の青春ドラマだ。加瀬は、物語のキーマンとなる神風特別攻撃隊のパイロットだったゴーストを演じ、終始パイロットの服を着て出演。少年の唯一の大切な友達という役どころだ。不治の病の少女を演じるのは、映画『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカ

 「ある視点」部門の審査委員長は、カンヌ国際映画祭で2度パルムドールを受賞したエミール・クストリッツァが務める。(編集部・下村麻美)

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