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超人気ミステリーを永作博美&藤原竜也&常盤貴子で初テレビドラマ化 東野圭吾3週連続スペシャル

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 永作博美藤原竜也常盤貴子の3人が、人気ミステリー作家の初期作品を初テレビドラマ化する「東野圭吾3週連続スペシャル」でそれぞれ、主演を務めることが明らかになった。フジテレビ系にて6月10日より3週連続で放送される。

 本スペシャルでは、映画『秘密』『白夜行』やテレビドラマ「流星の絆」「新参者」の原作者として知られる東野圭吾の、これまでテレビドラマ化されていなかった「11文字の殺人」「ブルータスの心臓」「回廊亭殺人事件」を豪華キャストで映像化。永作、藤原、常盤の3人がそれぞれ主演を務めることが発表されているほか、小池秀樹プロデューサーは「3作品すべてを実力派の俳優で固め、大掛かりなロケーションや巨大セット、各種の特殊効果などふんだんに使った、ぜいを尽くした本格的な作品になっております」とコメントしている。

 「11文字の殺人」で永作が演じるのは、恋人が殺された連続殺人事件の真相に迫る女流ミステリー作家。すでに撮影をすべて終えた永作は「とにかく、普通の女性が大変な事件にのめり込んでいってしまう様子が出したかった。難しかったです」と役柄を振り返り、見どころについては「お話は、人の臆病さをじんわり思い知らされる結果が、待っています。じっくり探っていただければと思います」とラストの展開に注目してほしいとコメントした。

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 2週目に放送される「ブルータスの心臓」は完全犯罪をめぐるドラマで、藤原は元恋人から妊娠を告げられたロボット開発に携わるエリート研究員を演じる。これが東野作品初出演だという藤原は、本作について「上昇志向の強さから事件を巻き起こす主人公や、それを取り巻く人々との駆け引きが非常にスリリングな作品になると思います」と主演映画『DEATH NOTE デスノート』『カイジ 人生逆転ゲーム』を思わせる内容であることを明かすと、「難しい役柄ではありますが、皆で力を合わせて良い作品になるようがんばります」と意欲的だ。

 そして、最後を飾る「回廊亭殺人事件」に主演する常盤は、意外にもこれが初のミステリー作品出演。もともと東野作品のファンだったという常盤は、遺産相続をめぐる陰謀に巻き込まれる女性を演じることとなるが、「愛が深いが故に強い憎しみをも抱いてしまった女性だと感じました。その憎しみの深さを表現することで、彼女の持つ本当の愛が見えてくるような」とミステリー初挑戦だけに役づくりはしっかりとしたようで、「今までにないわたしをお見せできるよう、どこまでも枝梨子の闇に迫ってみたいと思います!!」とやる気十分だ。

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 東野作品といえば、予想を裏切るサスペンスフルな展開に加え、事件を通して見えてくる人間の本性が見事に描かれていることにも定評がある。それらがうまく映像化できているかどうかがファンとしては気になるところだが、小池プロデューサーは映像化するにあたって、そういった点にも「一切の妥協をせず、映像化いたしました。すでに原作を読んでいただいた方でも、新しい発見や予想以上の面白さを提供できると確信しております」と自信のほどをうかがわせている。原作未読ならばもちろん、ファンにもぜひ観てもらいたい面白い作品となっているはずだ。(編集部・福田麗)

「東野圭吾3週連続スペシャル」(フジテレビ系)の詳細は以下の通り
「11文字の殺人」は6月10日夜9時~10時52分放送
「ブルータスの心臓」は6月17日夜9時~10時52分放送
「回廊亭殺人事件」は6月24日夜9時~10時52分放送

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