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映画「はやぶさ」が国際宇宙ステーションきぼう内で上映決定!地球最速宇宙試写会に!

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地球最速の「はやぶさ」試写が行なわれる「きぼう」日本実験棟
地球最速の「はやぶさ」試写が行なわれる「きぼう」日本実験棟 - 画像提供:JAXA/NASA

 地上約400キロメートル上空で建設が進む、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」において、竹内結子西田敏行出演で小惑星探査機「はやぶさ」の偉業を描いた映画『はやぶさ/HAYABUSA』のフッテージを上映する「地球最速宇宙試写会」が行われることになった。

映画『はやぶさ/HAYABUSA』場面写真

 国際宇宙ステーション(ISS)とは、米国・ロシア・欧州・カナダなど世界15か国が参加する国際協力プロジェクトによる巨大有人施設。現在この施設では、日本人宇宙飛行士の古川聡さんが長期滞在ミッションを行なっており、「きぼう」内でさまざまな実験に取り組むなど、多忙な日々を送っている。

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 今回の試写は、そんな古川さんに、「はやぶさ」の快挙を描く本作の映像でエールを送りたいという、関係者のオファーが実って実現したもの。映像はNASA経由の衛星回線を利用したデータ通信によって、宇宙に送信される。映画全編ではなく、限られた時間の「フッテージ上映」となるが、地球上の誰よりも早く、宇宙飛行士を対象に公開前映画の試写が行なわれるのは、世界でも初の試みになるという。古川さんは無重力状態の中で映像を鑑賞、「きぼう」内の映像はつくば宇宙センターにライブで送られる予定だ。

 今回、史上初の宇宙試写に作品を送り出すことになった堤幸彦監督は「宇宙空間でわたしたちの作品を観ていただけるとは、子どものころの夢が現実になった気分です」とコメント。思わぬ形での「きぼう」と「はやぶさ」の会合、そして作品の「宇宙デビュー」に感激もひとしおといったところのようだ。

 映画『はやぶさ/HAYABUSA』は、世界初となる小惑星からのサンプルを採集して地球に帰還し、大気圏で燃え尽きる姿が日本中の感動を呼んだ小惑星探査機「はやぶさ」の挑戦を描いた壮大なドラマ。装置の故障や燃料漏れなどの危機を乗り越え、宇宙科学研究所(JAXA)のスタッフが偉業を成し遂げる姿を描く。宇宙試写が行われるのは7月中旬の予定だが、最後のフライトとなるスペースシャトルの打ち上げや軌道上作業の状況によって、日程が変更となる場合もある。(編集部・入倉功一)

映画『はやぶさ/HAYABUSA』は10月1日より全国公開

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