舞台もロケ地も白河市、会津若松市、いわき市、郡山市と震災後の福島全域 豊原功補、松原智恵子の出演が決定した映画『トテチータ・チキチータ』福島県で制作発表会見

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会見に出席した左から豊原功補、寿理菜、葉山奨之松原智恵子、ロケ協力するNPO法人白河カルチャーセンターの古川雅裕副理事長、プロデューサーの古勝たか子、メガホンを取る古勝敦監督

 東日本大震災後の福島で撮影が行われる映画『トテチータ・チキチータ』のキャストが決定し、18日、制作発表会見が福島県内にて行われた。今回、キャストに決定したのは、豊原功補松原智恵子、そして新人で現在小学校5年生の寿理菜と高校1年生の葉山奨之。福島を舞台に映画を撮ろうと制作を進めていた矢先に震災に見舞われた本作は、震災を受け、人物背景に震災後の福島の現状を反映させることを決定。福島第一原発事故を受け、放射能汚染の被害も心配される福島だが、放射線量の規定値を決め、キャスト、スタッフの安全面を第一に考えながら、10月8日に福島県内でクランクインし、11月頭のクランクアップを目指し、撮影を進めていく予定だ。

 映画のタイトルは、童謡「おもちゃのチャチャチャ」の2番の歌詞にも登場する突撃ラッパの擬音「トテチテタ」と、失恋した友人を励ますABBAの名曲「チキチータ」から取ったもの。映画は当初から、前世で死に別れた家族が現世で立場も年齢も違う人物に生まれ変わり、とあることをきっかけに存命している妹とめぐりあうという心温まるファンタジーという設定だったが、現世の設定が、震災後の福島に改められた。自身の故郷である福島で映画を撮りたいと映画制作を進めていたプロデューサーの古勝たつ子は、映画に“震災を盛り込む”ことについて、「傷をえぐるようなことはしたくない」と当初はあまり気が進まなかったことを明かしているが、福島で準備を進めていくうちに、「みんなあきらめてなんかいない」と強く感じ、「たくさんの痛みを共有し、お互いを思いやることが復興への第一歩」と設定変更に踏み切った。

 そんな古勝の呼び掛けに出演を快諾した豊原、松原、寿理菜、葉山は、この日の会見で、福島に、日本に、「元気を与えたい」と声をそろえた。豊原が「明日を信じて立ち向かっていく思いでやっていきたい。この映画を、日本の方々、さらには世界に向けて発信できれば」と意気込みを語れば、松原は「この映画を通じて、みんな立派に生きていると発信したい」とコメント。当初は古勝の故郷・伊達市を中心とした県北地域のみで撮影を行う予定だったが、「わたしたちの故郷でも撮影してほしい」という声が多く集まり、白河市、会津若松市、いわき市、郡山市とロケ地が福島全域に拡大。まずは福島に、映画に込めた思いが、広がっている。(編集部・島村幸恵)

映画『トテチータ・チキチータ』は3月より福島で先行公開の後、単館系にて全国順次公開予定(2月には福島県内の映画ロケ地である伊達市梁川町、国見町、白河市、郡山市、会津若松市、いわき市の会館、ホール、体育館などにて上映会を開催する予定)

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