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あのシャンプーはこの男から始まった!世界的ヘアスタイリスト『ヴィダル・サスーン』のドキュメンタリーが公開決定!

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映画『ヴィダル・サスーン』ビジュアル
映画『ヴィダル・サスーン』ビジュアル

 日本ではシャンプーなどのヘアケア用品の名称としても親しまれているヘアスタイリスト、ヴィダル・サスーンの生涯を追ったドキュメンタリー映画『ヴィダル・サスーン』が5月26日より日本公開されることが明らかになった。今年83歳になるヴィダルは、サスーン・カットといわれる斬新なカットで一世を風靡(ふうび)した伝説的存在だ。

 ヴィダル・サスーンといえば、1960年代、いわゆるスウィンギン・ロンドンといわれるファッションシーンをけん引し、「どんな斬新なヘアスタイルを作っても、すでにヴィダルがやっている」とまでいわれたヘアスタイリスト。「ヴォーグ」といったファッション誌の表紙をはじめ、ロマン・ポランスキー監督の映画『ローズマリーの赤ちゃん』で、ミア・ファローのヘアカットを担当したことでも知られている。

 本作は、サスーン本人のほか、盟友のファッションデザイナーのマリー・クワント、「ヴォーグ」誌のグレイス・コディントンなど、友人、家族、元スタッフなどのインタビューなどを中心に構成されている。そうしてたどるのは、戦争と貧困を生き抜き、国際的な名声を収めるに至った彼の生涯だ。

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 その偉大な功績に比して、生涯にスポットが当てられることは決して多くない。そのため、ロンドンの孤児院で育ち、ユダヤ人としてイスラエル軍に入隊してファシズムと戦った……という経歴に驚く人は多いかも? 戦争体験はもちろんのこと、ヘアスタイリストとしても古風な業界と格闘し続けたヴィダル・サスーン。ハサミ一つで世界のファッションを変えた男の軌跡を追った作品となっている。(編集部・福田麗)

映画『ヴィダル・サスーン』は5月26日より渋谷アップリンク、銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館ほか全国順次公開

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