『桐島、部活やめるってよ』がコミカライズ！神木隆之介＆橋本愛出演の実写映画は今夏公開

　朝井リョウのベストセラー小説を原作にした映画『桐島、部活やめるってよ』が8月に公開されるのに先駆けて、集英社「マーガレット」でコミカライズ連載され、単行本全1巻が7月25日に発売されることが明らかになった。５人の登場人物の視点から語られる原作を、5人の作家で競作するという試みだ。

　4月20日発売の「マーガレット」10号から6号にわたって掲載される本作のマンガ化作品。手掛けるのは、やまもり三香、桃森ミヨシ、姉森カナ、佐藤ざくり、斎藤ジュリアの5人。「シュガーズ」「ひるなかの流星」で知られるやまもりをはじめ、いずれも青春ものには定評のある、同誌周辺で活躍している面々だ。

　マンガは映画版とも連動しており、制服や学校、そしてキャラクターのビジュアルイメージは、映画からインスパイアされたものに。神木隆之介、橋本愛、大後寿々花といった俳優陣がどのように描かれるのかは必見といえそう。連載中は毎号、映画のスペシャル情報も掲載される。

　原作は、早稲田大学在学中に第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウのデビュー小説。本作が現役高校生として最後の作品となる神木隆之介が、映画部所属の地味でクラスでは目立たない生徒を好演している。自身も映像やカメラに造詣が深く、本作のオタクキャラに共感する部分も多いという。監督は『クヒオ大佐』『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の吉田大八が務めている。（編集部・福田麗）

映画『桐島、部活やめるってよ』は8月11日より新宿バルト9ほか全国公開