大人気シリーズ「CHUCK/チャック」の主役が語る！ 海外ドラマの人気の秘密は、脚本家にあり！
海外ドラマ「CHUCK/チャック」で、主人公を演じているザカリー・リーヴァイが、5シーズンにわたって放送された本作の成功の秘密を語った。視聴率が下がると、有無を言わさず打ち切りという日本に負けず劣らず厳しいアメリカのテレビ業界で、本作は5シーズンにわたって放送を続けた。「実は第2シーズンの後、打ち切られる可能性があったんだ。でもドラマのファンが『チャックを救え！運動』をツイッターでしてくれて、無事に新シーズンを迎えられたんだよ」とザカリーは明かした。
本作が愛された理由はどこにあったのか？ 人気の秘密を聞くと、ザカリーは「一つは素晴らしい脚本家たちの力」と話した。「この作品には、たくさんの脚本家が関わっていて、彼らが持ち回りで各エピソードの脚本を書いているんだ。視聴者の反応を見ながら、どのようなストーリーを作っていくかを脚本家全員で話し合いをすることもある。だからこそ素晴らしい脚本が毎回出来上がるんだよ」。
脚本家と同じように、監督もエピソードごとに変わるという。「マックGが作り上げた基本の世界観は崩さずに、いろいろな監督がこのドラマを演出した。だから、毎回とても新鮮に出来上がったんじゃないかな。僕らがとても気に入った監督には、また来てもらうこともあるよ！」というザカリー。そんな彼も、いくつかのエピソードで監督を担当した。撮影を振り返ったザカリーは、「みんなが助けてくれたからできたことだね！」と謙遜気味だが、彼の演出手腕にも注目だ。
途中から観ても楽しめる、シンプルな内容も人気の秘密。「一つずつのエピソードが独立しているから、1話見逃したからって、特に問題がないところもいいね。アメリカのドラマは、1話を逃すと致命的なくらい追いつかなくなるような複雑なドラマが多いからね。そこも魅力の一つかもしれないな」。
「この作品は、子どもから大人まで、全員がソファに座って観られるんだ！」と胸を張ったザック。子ども連れの母親に「あなたのドラマは最高よ！」と言われたときがドラマをやっていて最高にうれしかった瞬間だったという。映画『チャーリーズ・エンジェル』を生み出したマックGによるプロデュース、痛快なアクションと個性的なキャラクターたちとのやりとりが楽しい本作を、ぜひ一度観てもらいたい！
本作は、国家機密の全データを脳にダウンロードされた、家電量販店に勤めるコンピューター・オタクの青年チャックが、世界を救うために戦うこととなるドタバタスパイアクション。（編集部：森田真帆）
「CHUCK/チャック ＜サード・シーズン＞ コンプリート・ボックス」は発売中 税込み価格：各1万7,000円（ブルーレイ）、1万5,000 円（DVD） 発売元・販売元：ワーナー・ホーム・ビデオ
