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カトリック教会における性的虐待の闇に切り込む! 『ヤバい経済学』『「闇」へ』アレックス・ギブニー監督新作は今秋全米公開

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アメリカを代表するドキュメンタリー作家であるアレックス・ギブニー監督
アメリカを代表するドキュメンタリー作家であるアレックス・ギブニー監督 - Alberto E. Rodriguez / Getty Images

 映画『ヤバい経済学』『「闇」へ』などで知られるドキュメンタリー作家アレックス・ギブニー監督の新作が、今年の11月に全米公開されることが明らかになった。Hollywood Reporterほか複数のメディアが伝えた。

アレックス・ギブニー監督の映画『ヤバい経済学』場面写真

 『ヤバい経済学』では経済を、『「闇」へ』では米軍基地内での拷問殺人をテーマにしたギブニー監督が、新作のテーマとして選んだのはカトリック教会における性的虐待。映画『メア・マクシマ・カルパ : サイレンス・イン・ザ・ハウス・オブ・ゴッド(原題)/ Mea Maxima Culpa : Silence in the House of God』では、聴覚障害を持つ4人の青年が、性的虐待をカトリックの聖職者から受けたと密告した事件を描きつつ、カトリック教会の過去の隠蔽(いんぺい)にも迫っている。

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 アレックス・ギブニーの制作会社ジグソー・プロダクションが、HBO・ドキュメンタリー・フィルムズの下で制作した同作は、9月9日にトロント国際映画祭でワールドプレミア上映され、11月に劇場公開。さらに来年初めに、ケーブルチャンネル・HBOでテレビ放映されることが決定している。

 また、ジグソー・プロダクションの株式を50パーセントを所有する親会社コンテント・メディア・コーポレーションは、同作のDVDやインターネットの配信権も所有しており、トロント国際映画祭を通して海外の配給を探していくことになるようだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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