菅野美穂演じる超肉食系女子・綱吉に8割の女性たちが共感する理由とは?

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華やかな生活を送りながらも虚勢を張って人知れず孤独を抱える女将軍の姿は、現代女性の共感を誘うこと必至 - (C) 2012男女逆転『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』製作委員会

 現在公開中の正月映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』を観た女性から、菅野美穂演じる女将軍・綱吉に共感の声が多数上がっているという。

映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』写真ギャラリー

 よしながふみの人気コミックを原作に、誰も見たことがない男女逆転大奥の世界を描き出した本作。本作を鑑賞した男女300人(男女比2:8)にアンケートを実施したところ、8割の女性が女将軍・綱吉に対して「切ない」と回答したという(配給調べ)。

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 本作における綱吉といえば、才色兼備ながらも、徳川の宿命に翻弄(ほんろう)され、連日のように世継ぎ作りに専念させられる人物。彼女は大奥の男たちをとっかえひっかえにし、夜ごと男たちと閨(ねや)を共にしていく。時には家臣の夫だけではなく、その息子までも我がものにしてしまうところから、まさに綱吉は、超肉食系女子の象徴といえる。

 そんな綱吉に世間の女性たちが共感したポイントとはどんな点なのか。アンケートによると、「働けと言われたり子どもを産めと言われたり、親に勝手なことを言われるので、綱吉の姿にまさに共感しました」「がんばって課長になったのに誰も喜んでくれない現状に、(自分と)綱吉を重ね合わせて泣いてしまった」などのコメントが並んでいる。中には「男の子をよりどりみどりに選べてうらやましい」といった意見もあるが、とはいえそこに愛情などあるはずもなく、綱吉は孤独にさいなまれていく。将軍という仮面をかぶり、気を張って生きていく綱吉の姿は、現代のキャリアウーマンに通じるものがあるのかもしれない。

 将軍として、甘えることを許されない孤独を抱える綱吉だが、劇中にはそんな彼女の心が理解され、癒やされる瞬間が訪れる。そんな綱吉の姿を見て、涙する女性も多いのだとか。まさに本作は時代劇という枠を超えて、今を生きる女性たちの“リアル”として共感されているようだ。(取材・文:壬生智裕)

映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』は全国公開中

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