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由紀さおり、『くじけないで』で初の映画主題歌に決定!

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初の映画主題歌を手掛ける由紀さおり
初の映画主題歌を手掛ける由紀さおり

 近年、海外でも活躍する歌手・由紀さおりの新曲「わたしのうた」が、今年1月に101歳で亡くなった詩人・柴田トヨさんの半生を、自身のベストセラー詩集「くじけないで」「百歳」を基につづった映画『くじけないで』の主題歌に決定した。由紀が映画主題歌を手掛けるのは意外にもこれが初めてとなる。

映画『くじけないで』場面写真

 今回の決定に由紀は、「『わたしのうた』が主題歌となって映画に寄り添えることは、大変光栄に思います」と喜びのコメント。さらに、「以前より柴田トヨさんのことは存じ上げておりました。今回のお話を受けて改めて『くじけないで』の詩集を読ませていただき、トヨさんの優しさや温かさ、いつでも前向きに力強く生き抜かれた人生そのもの、存在そのものが、心に希望の光を与えてくれるように思います。レコーディングではそのすてきなお人柄をこの曲の詩に重ね合わせながら、心を込めて歌わせていただきました」と明かした。

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 2011年にリリースしたPink Martiniとのコラボレーションアルバム「1969」が米iTunesのジャズ部門で1位を獲得するなど、今や世界を股にかけて活躍する由紀の起用理由について、橋口一成プロデューサーは「映画の原作となった詩集『くじけないで』は、60歳以上の女性に圧倒的な支持を受けてベストセラーになりましたが、読者が柴田トヨさん自身の生き方に感情移入できたことも大きなヒットの要因でした。そこで、映画の締めくくりである主題歌も中高年の女性に人気の高い女性歌手が良いのではと思い、世界に羽ばたき、多くの支持を得ている由紀さんにお願いした次第です」と語っている。

 本作は、90歳を迎えてから詩を書くようになったトヨさんの山あり谷ありの人生や、彼女を取り巻く家族にまつわるドラマを描いた感動作。八千草薫檀れい芦田愛菜の3人がトヨさんを時代ごとに演じ分ける。(編集部・中山雄一朗)

映画『くじけないで』は11月16日より全国公開

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