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水川あさみ主演ホラー『バイロケーション』、裏バージョンも公開決定!

第26回東京国際映画祭

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グリーンカーペットに登場した主演の水川あさみ
グリーンカーペットに登場した主演の水川あさみ

 第26回東京国際映画祭の特別招待作品に選ばれた映画『バイロケーション』のグリーンカーペットセレモニーが21日に行われ、キャストの水川あさみ千賀健永Kis-My-Ft2)、高田翔(ジャニーズJr.)らが六本木ヒルズアリーナを闊歩(かっぽ)した。また、自分の近くに発生するもう一人の自分を描いた本作にふさわしく、全く別のエンディングで描くもう一つの物語『バイロケーション 裏』も公開されることが併せて発表となった。

水川あさみ、真っ赤なドレスでグリーンカーペットに!写真ギャラリー

 朝早くから熱心なファンが駆けつけたグリーンカーペット会場に、主演の水川は背中の割れた真っ赤なドレスを着て登場。大きな拍手に迎えられたが、壇上では「これも千賀くんと高田くんのおかげです」と二人を立て、千賀・高田の両ファンから再び温かな拍手を受ける。

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 映画祭での上映がワールドプレミアとなり、詳細がいまだ謎に包まれている本作だが、千賀は「俳優さんの中で一番アクションの多い役でした」と自身が演じた役柄について語り、さらにはビルの4階から飛び降りるワイヤーアクションにも挑戦した裏話を先んじて披露した。

 セレモニーにも参加した安里麻里監督から撮影前にワイヤーアクションを打診され、「ライブとかでつられ慣れているので大丈夫です」と答えたという千賀だったが、いざ撮影になってみると予想以上の高さで、「まさか4階から飛び降りるとは思ってなくて……」と絶句したといい、「心の準備が必要でその日は眠れませんでした」と冷や汗気味に撮影を振り返っていた。

 またこの日、『バイロケーション 裏』も公開となることが初めて明らかになったが、安里監督は「すごい試みでオチが全く違う。観終わって全く違う気分になる」と意味深な物言いで2本の作品をアピール。主演の水川も「男性と女性でどっちが良かったか違ったり、感想が違うのが面白い」と作品への興味を引きつけていた。

 本作は、第17回日本ホラー小説大賞長編賞に輝いた若手ホラー作家・法条遥のデビュー作を映画化したサスペンスホラー。19世紀初頭から世界各国でその存在が語られ、実際に研究がされている怪奇現象“バイロケーション”(通称バイロケ)を題材に、自分と同じ姿形や個性を持った異物“バイロケ”が自分の人生に侵食してくる恐怖を描く。(取材・文:長谷川亮)

第26回東京国際映画祭は10月25日まで六本木ヒルズをメイン会場に開催中
映画『バイロケーション』は2014年1月18日より公開
映画『バイロケーション 裏』は2014年2月1日より公開

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