オスカー獲り宣言!NY在住、最強芸術家夫婦のドキュメンタリーが公開!

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篠原有司男と、その妻である篠原乃り子

 ニューヨーク在住の日本人芸術家夫妻の軌跡を追ったドキュメンタリー映画『キューティー&ボクサー』の初日舞台あいさつが21日、東京・渋谷のシネマライズで行われ、出演者の篠原有司男篠原乃り子が夫婦そろって登壇した。まるで夫婦漫才のような爆笑トークを繰り広げ、会場を笑いの渦に巻き込んだ。

映画『キューティー&ボクサー』フォトギャラリー

 本作は、ニューヨークを拠点に活動する81歳の日本人前衛芸術家・篠原有司男と、その妻である篠原乃り子の日常を赤裸々につづったドキュメンタリー。故・岡本太郎氏からも絶賛された有司男の天衣無縫な芸術活動を見つめながら、乃り子との40年間にも及ぶ波乱に満ちた結婚生活をひも解いていく。なお、本作は2013年サンダンス映画祭ドキュメンタリー部門で監督賞を受賞している。

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 舞台あいさつに立った有司男は、「ドキュメンタリーは作りものじゃないからすごいよね! 日本語が全くわからないアメリカの監督だったからここまでプライベートをさらけ出せた!」と早口でまくしたてると、そのマイクを奪って今度は乃り子さんが「最初は学生の作品くらいにしか思ってなかった。それが気付いたらこの騒ぎ! まさか映画館でやるとは思わなかった!」と畳み掛けた。

 2人の応酬はさらに続く。若い人へのメッセージを求められた有司男は、「美術関係の人がね、『(アート志望の人に)この映画を観せたら、全員絵を辞めて会計士になる』って言っていたね。それくらい悲劇的。若い人にメッセージなんてとんでもない!」と自虐。一方の乃り子さんは、「アメリカでは『こんなにかわいそうなのに、こんなに幸せなのはなぜ?』といった意見もあるくらい。だからこれから観る方はハンカチを用意して!」と映画(自分?)をアピール。

 プロデューサーをして「絵が売れなかったら夫婦漫才で食べていける」と言わしめたほど、絶妙な掛け合いを見せる有司男と乃り子さん。先頃、第86回アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞の1次審査通過作品に本作が選ばれたと聞いた途端に「オスカー獲るぞ!」と拳を上げる有司男を、うれしそうに見つめる乃り子さんの表情がとても印象的だった。(取材・文:坂田正樹)

映画『キューティー&ボクサー』はシネマライズほかで全国公開中

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