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尾野真千子、今年は“ニュー真千子”宣言!

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「“ニュー真千子”をお見せできたら」と新年の抱負を語った尾野真千子
「“ニュー真千子”をお見せできたら」と新年の抱負を語った尾野真千子

 女優の尾野真千子が8日、渋谷・NHK放送センターで行われた土曜ドラマ「足尾から来た女」の取材会に共演の鈴木保奈美柄本明と出席した。正月休みは実家に帰り、「毎年実家でお餅をつくのが区切りで、昨年はできなかったけど今年はできました」と英気を養った尾野。「今年は“ニュー真千子”として、違うニューな真千子をお見せできたら」とちゃめっ気たっぷりに新年の抱負を語った。

“ニュー真千子”に期待!尾野真千子ら「足尾から来た女」取材会フォトギャラリー

 同作は、およそ100年前の明治時代に起きた日本初の公害事件といわれる「足尾銅山鉱毒事件」を題材にしたヒューマンドラマ。故郷を鉱毒で汚染されて東京に出た主人公・新田サチ(尾野)が、多彩な人物との出会いを通じてたくましく生きる姿を描いている。

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 史実をベースにした内容だけに、オファーが来た際は「台本を読む前は教科書にも載っているようなお話だし、難しいし、大丈夫かなと思いました」と不安もあったという尾野。だが「台本を読んだらサチ目線なので、わたしにも理解できました。すごく胸に突き刺さって、今これをやらないといけない、何も知らなかったわたしがここで勉強して学んで、皆さんに伝えないといけないと思いました」と強い使命感をあらわに。

 印象に残っているシーンを聞かれても「全部です」と選びきれなかった尾野は、「ここって言いたいですけど、(登場人物の)それぞれの思いがあって、いろんなことを感じさせていただいたので言えなくて」と作品全てに共感。生涯をかけて「足尾銅山鉱毒事件」を追及した政治家・田中正造を演じた柄本も「まさにタイムリーな作品だし、NHKさんが今やるべき題材」と東日本大震災と重ね合せた。

 また、社会運動家・福田英子を演じた鈴木は、本作で明治時代の人物に初挑戦。「きれいで頭がよくて行動力があってしっかり者で、子どももいて恋愛もする盛りだくさんの実在の人物。これは40代の女優さんはみんなやりたい役じゃないかなとラッキーでした」とニッコリ。また、昨年末をどう過ごしたか聞かれ「紅白の『あまちゃん』で泣きそうになり、それが締めくくりでした」と明かしていた。(中村好伸)

NHK土曜ドラマ「足尾から来た女」は1月18日、25日夜9時から総合テレビで放送

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