今年のアカデミー賞はジンクスを破るか!?注目の受賞を予想!

第86回アカデミー賞

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激戦の主演男優賞は誰の手に? - Courtesy of Paramount / Mary Cybulski / Courtesy of Fox Searchlight / Francois Duhamel

 長い歴史を誇るアカデミー賞にはさまざまなジンクスがあるが、今年ノミネートされた有力な作品や俳優が、それを突破できるか注目されている。

 全米監督組合(DGA)賞の受賞で作品賞に近づいた『ゼロ・グラビティ』だが、同作は脚本賞にノミネートされていない。過去50年で作品賞を受賞した作品のうち48本は脚本賞、または脚色賞のいずれかにノミネートされていた。例外は第38回の『サウンド・オブ・ミュージック』と第70回の『タイタニック』の2作だけだが、『ゼロ・グラビティ』はこの例外の仲間入りができるのか気になるところである。

 作品賞で同作の対抗とみられている『それでも夜は明ける』もゴールデン・グローブ賞を受賞して勢いに乗っているが、こちらも黒人俳優が主演男優賞にノミネートされている作品が作品賞では振るわないという不吉なデータがある。この半世紀で例外は、モーガン・フリーマンがノミネートされていた第62回の『ドライビング Miss デイジー』のみだ。

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 その主演男優賞にしても有色人種には厳しい部門。21世紀以降、デンゼル・ワシントンジェイミー・フォックスフォレスト・ウィテカーの3人が受賞を果たして傾向的にはリベラル化しているものの、86回の歴史の中で受賞者が4人だけというのは、冷遇といわれても仕方がない。『それでも夜は明ける』で同部門にノミネートされたキウェテル・イジョフォーが、この壁を越えられるか注目したい。

 冷遇といえば、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で主演男優賞にノミネートされているレオナルド・ディカプリオがアカデミー賞に冷たくされているのはオスカー・ウォッチャーの常識。過去3度のノミネートでは栄冠に届かず、『タイタニック』『ディパーテッド』といった作品賞受賞作ではなぜかノミネートすらされなかった。今年は4度目の正直となるのだろうか。

 アカデミー賞授賞式には毎年ドラマがあるが、それは慣例を打ち破ったときにこそ盛り上がる。映画とは異なる、筋書きのない物語を見守りたい。(相馬学)

第86回アカデミー賞授賞式は、3月3日(月)午前9時よりWOWOWプライムにて生中継(夜9時よりリピート放送)

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