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DVDが出荷停止…佐村河内氏作曲映画、原作者が悲痛の訴え「解決法を探って欲しい」

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映画『桜、ふたたびの加奈子』の原作者・新津きよみさんのツイート
映画『桜、ふたたびの加奈子』の原作者・新津きよみさんのツイート - 画像はスクリーンショット

 ゴーストライター問題で話題の佐村河内守氏が音楽を担当した映画『桜、ふたたびの加奈子』の原作者・新津きよみさんが7日、同作のDVD・ブルーレイが出荷停止になっていることに触れて「解決法を探って欲しいです」とツイッターで呼び掛けた。

 昨年11月に発売された同作のDVD・ブルーレイは、ブックレットと特典映像に佐村河内氏の虚偽と思われる経歴や音楽製作過程が紹介されており、ゴーストライター問題が発覚したことを受けて、先月10日に出荷停止。製作委員会と発売・販売元のポニーキャニオンは「今後については、慎重に検討いたしております」との声明を発表したが、現在に至るまで続報はなかった。

 そんな中、佐村河内氏が謝罪会見を行った7日、原作者の新津さんはツイッターで「ゴーストライター騒動で大勢の人間が関わった映画『桜、ふたたびの加奈子』が葬られつつあります。佐村河内氏(新垣氏)が音楽を担当しているからです」と言及。「原作者として心が痛みます。DVD等は出荷停止になっています。監督さんや俳優、スタッフの方々が気の毒でなりません」と心境をつづると、「解決法を探って欲しいです」と呼び掛けた。

 7日の謝罪会見冒頭で、佐村河内氏は名前を呼び上げながら謝罪。だが呼び上げられた中に、映画『桜、ふたたびの加奈子』の製作委員会などは含まれていなかった。(編集部・福田麗)

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