美少女はビルからどのように飛んだのか 『ダイバージェント』メイキング＆インタビュー映像が公開
シェイリーン・ウッドリーが主演し、ニール・バーガー監督がメガホンを取ったSFアクション映画『ダイバージェント』のメイキング＆インタビュー映像が公開された。
たった一度の性格診断テストにより五つの共同体（ファクション）に振り分けられる近未来を舞台に、どの共同体にも該当しない“異端者（ダイバージェント）”であることが発覚した少女トリスを主人公とする本作。共同体は「アブネゲーション（無欲）」「ドーントレス（勇敢）」「キャンダー（高潔）」「アミティー（平和）」「エリュダイト（博学）」に分類されており、その中の軍事・警察の機能を担う「ドーントレス」に属することになったトリスは、男女対等の格闘術や恐怖心の克服トレーニングなどを強いられることになる。
トリス役のシェイリーンは、これまで見せたことのない、ビルの屋上や列車から飛び降りるといった過激なアクションに挑戦。メイキング映像では、実際にワイヤーを背中に付けてビルからの落下に挑む姿や、軽い身のこなしで格闘シーンを演じている姿など、シェイリーンがアクション女優として才能を開花させている様子を見ることができる。
インタビューパートでは、主演のシェイリーンをはじめ、トリスを覚醒へと導く「ドーントレス」の教官フォーを演じるテオ・ジェームズ、「エリュダイト」の最高幹部ジェニーン役のケイト・ウィンスレット、原作者のベロニカ・ロスらが、映画の設定と世界観、本作が世界的に受け入れられる理由についてそれぞれの視点で説明している。劇中では冷たい表情も見せているケイトが、インタビューでは映画がヒットする理由について「『本当の自分』や『自らの決断』について描いているからね」と熱弁を振るっている姿にも注目だ。（編集部・井本早紀）
映画『ダイバージェント』は7月11日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国公開
