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日系アメリカ人監督グレッグ・アラキ監督が若手注目ナンバーワン女優シェイリーン・ウッドリーとの新作を明かす!

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グレッグ・アラキ監督とシェイリーン・ウッドリー
グレッグ・アラキ監督とシェイリーン・ウッドリー

 日系アメリカ人監督グレッグ・アラキが、新作『ホワイト・バード・イン・ア・ブリザード(原題) / White Bird in a Blizzard』について若手注目ナンバーワン女優シェイリーン・ウッドリーと共に語った。

 本作は、カット(シェイリーン)は17歳の誕生日を迎えようとしていたある日、母親イヴ(エヴァ・グリーン)が失踪してしまったことで、警察に協力して母親の行方を捜す中、少年フィル(シャイロー・フェルナンデス)と出会い成長していくというドラマ。作家ローラ・カジシュキーの同名小説をグレッグ・アラキが映画化した。

 さまざまなジャンルを手掛けてきたグレッグ監督だが、今作を手掛けた経緯は「僕はそれぞれ全く異なった作品を製作し、それらを誇りに思ってきた。さらに僕の映画は観客が予測できないもので、同じような作品を製作するのも好きではない。今作は特に僕が情熱を持った作品で、ローラの原作は美しく、何かに取りつかれたように惹き付けられた。ただ彼女の原作が基なため、これまでの僕の作品に比べれば、(作品自体は)主流寄りだ」と答えた。

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 シェイリーンは、グレッグについて「わたしのマネージャーがグレッグの友人で、映画『ファミリー・ツリー』に出演後にグレッグに会うことを勧めてくれたり、作品を観るように言っていたの。でも彼の作品は全て異なり、もし参加しても自分がどんな作品に関われるかわからなかった。それでも彼の作品鑑賞後は俳優の演技、撮影手法、トーンが他の監督と違い、ずっと心に留まっていた」とタッグを望んでいたようだ。

 エヴァ演じる母親イヴについてグレッグは「イヴは非常に魅力的な役で、決して意地悪な母親という一つのイメージにはしたくなくて、悲劇的な人物として描いている。エヴァとは事前にかなり話し合った。この役は1946年生まれで、おそらくジャクリーン・ケネディやエリザベス・テイラーなどに惹かれていることを想定し、ある意味完璧な女性をイメージして、メイクアップや髪型をエヴァに施した。でもそれは決して得ることのできない完璧さなんだ。ただ、そんな難しい役を彼女は、振る舞い、ボディーランゲージ、声などで見事に表現していて、彼女の演技を観ているだけでも良かった」と絶賛するほど、彼女の変貌していく姿が目に焼き付けられる。

 映画は、シェイリーンが多感な女の子を見事に演じ、エヴァ演じる母親とのシーンが際立った魅力的な作品。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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