菅直人元首相、原発事故の解明は「事故に関係した人全員の責任!」と熱弁

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菅直人元首相が熱弁

 菅直人元内閣総理大臣が3日、都内にて行われた、原発ドキュメンタリー映画『無知の知』トークイベントに石田朝也監督と共に登場した。

映画『無知の知』写真ギャラリー

 本作は、2011年に起きた東日本大震災、福島第一原子力発電所事故以降、原発について何も知らないことを痛感した一人の無知な男・石田監督が、原発推進派・反対派を問わず多くの人々にインタビューを敢行し、原発の是非を自らと観客に問いかけるドキュメンタリー映画。

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 震災直後から内閣総理大臣として陣頭指揮をとった菅氏。震災から3年半がたった今、「わたしのように渦中にいた人間が今になって、思うことがある」と話すと、「吉田調書やわたしの調書も公開されているが、もっともっといろんなものが公開され、事実関係が明らかにされるべき。世界にとってチェルノブイリを超える大事故ですから、いったい何があったのかを伝えることが、事故に関係した人全員の責任だと思う」と主張した。

 また、事故当時、福島第一原子力発電所の所長であった吉田昌郎氏は吉田調書の中で、『東日本が壊滅する』と言っており、この言葉こそがあの事故のすべてを表しているとも。「つまり、大戦争で負けたときと同じくらい、あるいはそれを超えるくらいの被害が起きる寸前だったことが、現場の吉田さんの言葉から出ている。そのことを踏まえてこれからのことを考えなければいけない」と、重ねて事故の大きさと事実解明の重要性を語った。

 さらに、「3.11までは原発の一般的な危険性は理解していたが、日本の技術の水準を考えれば、チェルノブイリのようなドジはやらないだろうと、どこかで原子力の安全神話に私自身も染まっていた」と原発に対して安易な考えを持っていたことも吐露。しかし、「注意して使えば大丈夫ではなく、原発あるいは核分裂を使ういろんな技術というのは基本的に人間がコントロールするのは極めて難しく、リスクを伴う技術。原発事故はいつどこで起きるかわからないけれど、いつかどこかで必ず起きるもの」と、事故後に180度変わった原発についての考えを語り、イベントを締めくくった。

ドキュメンタリー映画『無知の知』はポレポレ東中野にて公開中

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