『アメリ』ジュネ監督、天才子役に監督のススメ!演じたのは自分の分身!

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まるで親子のようなジャン=ピエール・ジュネ監督とカイル・キャトレット

 映画『アメリ』『ロスト・チルドレン』など、独自の映像感覚で世の中を映し出してきたジャン=ピエール・ジュネ監督が、一人の天才少年の成長を3Dで描く感動作『天才スピヴェット』。公開に先駆け、ジュネ監督と主人公スピヴェットを演じた天才子役カイル・キャトレットが本作について語った。

 ライフ・ラーセンの小説を原作に、科学少年の冒険と家族との絆をつづった本作。幼少のころにビューマスター(3D写真ビューワ)を所持していたというジュネ監督は、本作で3D映像に初挑戦。文字通り「飛び出す絵本」から始まる遊び心にあふれた映像は、観客を童心に帰し、スピヴェット少年への感情移入を容易にしている。

 スピヴェットは、全てを観察して、発明に熱中するのが大好きな少年。天才ゆえに周囲から理解されない孤独な姿は、映画界において独自の世界観を構築してきたジュネ監督と重なる。「彼と僕は少しだけ似ているかな。僕も子供のころはスケッチをしたり映画を撮ったりするのが好きな子供だった。でも家族の元を離れて旅をしたいと夢見たことはない。彼のような勇気は持ち合わせていなかったんだろう」。

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とっても仲良し! ジャン=ピエール・ジュネ監督とカイル・キャトレット

 そんな監督の分身を演じたカイルは、撮影時まだ9歳だったというが、4~5ページにわたる独白の場面をたった2テイクで撮り終え、「僕はただ……キャラクターとひとつになって流れの中にいたという感じかな。自然とセリフが出てきたんだ」と語る天才肌。その才能をジュネ監督も「リハーサルを見てから本番で15%くらい良くなるだろうと思っていると、彼の場合は60%くらい良くなる」と大絶賛。「映画のキャスティングというのは恐ろしく悩まされるものだが、ピッタリと合った子役は、常にうれしい驚きをもたらしてくれる」と笑みを浮かべる。

 『ポルターガイスト』リメイク版への出演など、今後もハリウッドでの活躍が期待されているカイル。そんな彼にジュネ監督は、「とにかくシンプルに、自分に誠実にあり続けること。それに自分のやりたいことを信じてほしい」とアドバイス。「役者ではなく、監督という道を歩く姿も容易に想像できるんだ」と続けると、「彼は素晴らしい俳優なだけでなく、技術に対しても非常に興味を持っている。監督というのはまさにその両方に興味を持つ必要がある仕事だからね」と語り、父親のような優しいまなざしをカイルに向けていた。(編集部・入倉功一)

映画『天才スピヴェット』は11月15日よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開

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