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ドイツ人が犯した罪をドイツ人自ら裁く!アウシュビッツ裁判までの苦闘を描いた映画10月公開

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若き検事の苦闘
若き検事の苦闘 - (C) 2014 Claussen+Wobke+Putz Filmproduktion GmbH / naked eye filmproduction GmbH & Co.KG

 歴史認識を大きく変えたとされるアウシュビッツ裁判までの、若き検事の苦闘を描いたアレクサンダー・フェーリング主演のドイツ映画『Labyrinth of Lies』の邦題が『顔のないヒトラーたち』に決まり、10月より日本公開されることがわかった。

 1963年12月20日にフランクフルト・アウシュビッツ裁判の初公判が開かれるまでの背景を描いた本作。アウシュビッツ強制収容所で親衛隊員だった男が規則に反し学校の教師をしていることを、1958年に一人のジャーナリストが突き止めるところから物語は始まる。

 駆け出しの検察官ヨハンは、上司の引き留めに耳を貸さず、ジャーナリストのグニルカや強制収容所を生き延びたユダヤ人のシモンと共に、検事総長バウアーの指揮の下、この一件の調査を始めるが……。本作では、さまざまな圧力、苦悩を抱えながらも、生存者の証言や実証を基に、ナチスがアウシュビッツでどのような罪を犯したのかを明らかにしていく彼らの懸命な姿を追っている。

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 主人公の検事ヨハンを演じたのは『ゲーテの恋 ~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~』に主演したアレクサンダー・フェーリング。ドイツ在住のイタリア人俳優、ジュリオ・リッチャレッリが本作で長編監督デビューを果たした。終戦、そしてアウシュビッツ解放から70年の今年公開される本作に注目したい。(編集部・高橋典子)

映画『顔のないヒトラーたち』は10月よりヒューマントラストシネマ有楽町他全国順次公開

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