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アカデミー賞作品賞ノミネート条件が変更 プロデューサーの手腕問われる

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以前からうわさされていたノミネートの作品数はそのままに
以前からうわさされていたノミネートの作品数はそのままに - (C) A.M.P.A.S.

 現地時間23日、アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミーが、ノミネート条件の変更を発表した。

【写真】今年2月に行われた第87回アカデミー賞授賞式

 大きな変更が行われたのは毎年の目玉である作品賞。以前からうわさされていたノミネート数を5作品に減らすという改革はないものの、作品賞へのノミネートはプロデューサーのノミネートとしてみなすと公表した。

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 プロデューサーは、作品賞ノミネートに値する資格があると全米プロデューサー組合(PGA)から認められなければならず、認められなかった場合には、不服を申し立てる必要があると映画芸術科学アカデミーは告知。それらの後、作品のノミネート資格について、アカデミーのプロデューサー執行委員会が最終判断を下すとのこと。今後作品賞に関しては、プロデューサーの手腕がより問われることになる。

 そのほか、視覚効果賞でノミネーションの前に候補作を挙げるショートリストが最大20作品(ノミネーションは10作品のまま)、短編ドキュメンタリー賞のショートリストは最大10作品(ノミネーションはその中から3~5作品)と、2部門でショートリストの最大数が変更。また短編アニメ映画賞と短編実写映画賞は、これまでニューヨークかロサンゼルスの劇場で少なくとも7日間、1日1回の上映が条件とされていたが、ロサンゼルスの劇場のみに限定された。

 これらの変更は第88回アカデミー賞から適用。第88回アカデミー賞授賞式は2016年2月28日(現地時間)に米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催される。(編集部・井本早紀)

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