SVOD、TVODって何だ!?インターネット動画配信サービス初心者にささげる基礎知識

コラム

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これから始めても大丈夫だ、問題ない。

 インターネット動画配信サービスやビデオ・オン・デマンドという言葉は聞いたことあるけど、「SVOD」「TVOD」「EST」というアルファベットを見ると一歩引いてしまう。というか、「インターネット動画配信」ってなんだか敷居が高そう……。でもこのビッグウェーブを乗り過ごすのはもったいない気がする。そんな二の足を踏んでいるあなたにささげる、インターネット動画配信サービスの基礎知識。

右肩上がりのビデオ・オン・デマンド市場

 7月31日、マスコミ向けのデジタル配信サービス体験セミナーが開催された。セミナーを主催したのは、20世紀フォックス ホーム エンターテイメント、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、ワーナー エンターテイメント ジャパン、ウォルト・ディズニー・ジャパンの5社。この5社は昨年末から定期的に集まって、デジタル配信サービスをどのように成長させていくべきかを話し合ってきたという。それほどインターネット動画配信サービス(ビデオ・オン・デマンド)は、エンターテインメント企業から重要視されている存在なのだ。実際、DVD、ブルーレイなどのビデオソフト市場が縮小傾向にある中で、動画配信(ビデオ・オン・デマンド)業界は、2013年度は1,189億円、2014年度は1,343億円と年々成長しつつある市場だ。

ビデオ・オン・デマンド市場は右肩上がり - (C)Nomura Research Institute, Ltd. All right reserved.

(数字は野村総合研究所調べ)

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「SVOD」「TVOD」「EST」って何?

 本題に移るが、先ほど登場した「SVOD」「TVOD」「EST」は、それぞれ「Subscription Video on Demand」(定額制動画配信)、「Transactional Video On Demand」(都度課金型動画配信)、「Electronic Sell Through」(ダウンロード動画販売)の略称。しかし正式名称がわかっても、なかなかそれぞれのサービス内容は思い浮かびづらい。ということで、それを行っているサービスの一例を表にまとめてみた。

サービスをまとめた表 - 「SVOD」はHulu、dTV、Netflixなど。「TVOD」はiTunes(レンタル)、Google Play(レンタル)、YouTube(レンタル)など。「EST」はiTunes(ダウンロード)、Google Play(購入)、YouTube(購入)など

 「あれ『インターネット配信動画』は意識していなかったけど、iTunesやGoogle Playは使ったことがある」という人は、もう初心者卒業だ。iTunesやGoogle Play、YouTubeなどで映画やドラマを有料で視聴した経験があれば、みんな「TVOD」もしくは「EST」のサービスの利用経験者となる。「TVOD」はインターネットを介したレンタル(ただし延滞料金はかからない)、「EST」は購入した動画のダウンロードと捉えられる。

 一方の「SVOD」は、定額制でコンテンツを見放題としているサービス。HuluやdTV、9月に日本でもサービスを開始するNetflixなどがこれに当てはまる。「SVOD」の良さはなんといっても見放題なところだ。例えるならば、いつでも使い放題のプランに加入したスポーツジムにつながる、どこでもドアを手に入れたような状態だ。スマートフォンやタブレットなどインターネット端末さえあれば、いつでもどこでも映像を見ることができる。

インターネットにさえつながればOK!

 また、スマートフォンで映像をダウンロードしてしまったから、パソコンでは観られないよ……と涙する必要は全くない。「SVOD」「TVOD」「EST」、全てのインターネット動画配信サービスにおいて、自分のアカウント情報さえあれば、ダウンロードした端末とは別の端末で観ることができる。またパッケージもないため、DVDを紛失し、返却日当日にあわてて探すということもない。

スマートフォンやパソコンでも、そのサイトにログインできれば大丈夫

 しかしインターネットだとレンタル店に行ったときのような、たまたまうろうろしていたらその作品のパッケージを見つける、もしくは、なじみの店員から勧められて、などの偶然の出会いがなくなってしまうのでは、という不安もあることだろう。なんとそこもばっちり押さえた「リコメンド機能」というものも存在する。これはサービス内で鑑賞した作品のデータを基におすすめ作品を紹介していく機能。さまざまな動画配信会社がこれを取り入れている。今来ているビッグウェーブは思っているほど、複雑怪奇なものではない。(編集部・井本早紀)

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