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岡田准一、40歳を超えてもアクションを続けていきたい

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前作と異なるアクションにも注目!映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』より
前作と異なるアクションにも注目!映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』より - (C) 2015“Library Wars -LM-” Movie Project

 人気作家・有川浩のベストセラーシリーズを映画化した2作目『図書館戦争 THE LAST MISSION』で主演を務める岡田准一が、本作への思いを語った。

前作と違ったアクションに注目!『図書館戦争 THE LAST MISSION』写真ギャラリー

 本作に参加するにあたり、岡田が一番腐心したのは「前作を超えること」。「前作の延長線で作るだけではダメ。前作を踏まえた上で、さらなる説得力を持って作ることが大事」と力説する岡田は、作品の軸となるのは、榮倉奈々ふんするヒロイン・笠原郁と考え、「まず笠原郁の物語としてきちんと作ってほしいとスタッフに話した」という。「笠原郁という存在があって、その思いの受け手として僕が演じる堂上がいるので」。

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 アクションに関しても変に目立たないように気を使ったという。「アクションチームも僕重視のアクションを作りたいと言ってくれるんですけど、僕を見せるためのアクションは要らないとお願いしました。その上で、感情に動きが伴わないアクションにならないように気を付けながら、みんなで話し合って作っていきました」と語る。

 アクションに関しては前作とは違うアプローチも。「前作では王子様的な立場というフィクションの部分も強かったので、どのアクションもカッコよく見えるように、技もきれいに決めていたんです。でも今回は、スピードはありながらも重みを感じるようなものにしています。笠原との距離がどんどん近づき、上官と部下という現実的な関係になっていく。それに合わせてアクションも等身大に戻していくというのが個人的にはテーマで。ワンカットワンカット切れよくパッと動いているというよりも、ちょっと雑かもしれないけれど、もうちょっと一生懸命さや動きの重さが伝わる感じで。強いは強いんですけど、突出し過ぎないように気をつけました」と明かした。

 アクションに関しても今も強い思いを持つ岡田。「体も動くので、意外と40歳超えてもいけるかなと思っています。50過ぎてもトム・クルーズさんは頑張っていますからね(笑)。ディテールだけではなく、心があって、思いを描けるアクションを続けていきたいです」と感情を表現するアクションに懸けるアツい思いをのぞかせた。(取材・文:永野寿彦)

映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』は10月10日より全国公開

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