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上戸彩、仕事を続けられたのは家族のおかげ 母に家を買うことが目標だった若い頃

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上戸彩
上戸彩 - 写真:高野広美

 女優・上戸彩の仕事の原動力は、母に家を買ってあげたいという家族への強い愛情だった。ディズニー・アニメーション最新作『ズートピア』で日本語版吹き替えを担当した彼女が、夢に向かうヒロイン・ジュディに自身を重ねつつ彼女の仕事への思いを明かした。

映画『ズートピア』フォトギャラリー

 『塔の上のラプンツェル』のバイロン・ハワードと『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーアが共同監督を務める本作で、上戸が声を担当したウサギのジュディは、多種多様な動物たちが共存するズートピアを舞台に、小さな体で逆境を跳ね返していく。ジュディの奮闘ぶりに以前の自身を見いだした上戸はこう話す。「わたしも仕事をしてきた中で常に壁にぶち当たってきました。とくに、25歳になって仕事との向き合い方が変わり、仕事を続けていくことに対して葛藤を抱くこともありました。そんな時、原動力になったのは、『母に家を買ってあげたい』という夢でした。わたしは団地育ちだったので、家族に家を建ててあげたくて。そのためならどんなことでも頑張ろうと思っていたんです」。

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 またその思いを胸に、一つずつ挑戦していったことで、さまざまな壁も乗り越える自信につながったという。上戸は「わたしも、ジュディと同じように母親の愛情に支えられてきたからこそ自分に自信も持てたし、背中を押してもらえました。今も家族の絆はばっちりです」とほほ笑んでいた。

 ディズニー作品の『マレフィセント』などで声優経験のある上戸だが、今回のアフレコはこれまでとは一味違ったよう。アフレコを振り返った彼女は、「ジュディはかわいらしくて、一見、お子さま向けのように見えるけれど、立派な警察官を目指している。芯の強いキャラクターなのでキャピキャピした声ではなく声に深みや重みを出して演じるよう心掛けました」と説明。もっともコメディーからサスペンス、友情や家族の絆などたくさんの要素が詰まった作品だけに、感情の乗せ方・タイミングの合わせ方などが思いのほか大変だったといい、「魂を込めるだけ込めた感じ。もう当分声優はできそうになさそうなくらいです」と苦笑する。すでに世界的な大ヒットをしており、新たなディズニー・アニメーションのレジェンドを築きそうな『ズートピア』。いつか家族に自慢できる仕事ができたらいいと常に思っているという上戸にとって、間違いなくその一つになることだろう。(取材・文:前田かおり)

映画『ズートピア』は4月23日より全国公開

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