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「弱虫ペダル」小越勇輝、不安はすごく大きかった…人気マンガ実写化と“主演”への思い

「弱虫ペダル」小越勇輝、不安はすごく大きかった…人気マンガ実写化と“主演”への思い
小野田坂道役の小越勇輝

 ドラマ「弱虫ペダル」で連続ドラマ初主演を務めた小越勇輝。同作の舞台版でも主人公を演じた小越だが、人気漫画の実写化とあり、新たに感じたプレッシャーは大きかったという。撮影を振り返ると共に同作に向きあった心境を明かした。

 オタク少年が進学した高校で、自転車で走ることの楽しさを見出し、自転車競技部の仲間たちと共にインターハイを目指す物語。高校生のアツい青春がファンの心をつかみ、舞台はこれまでに8作が上演、アニメも人気を集め、メディアミックスが成功を収めてきた同作がついに実写ドラマ化された。

 主人公の小野田坂道を演じたのは、舞台でも同役を務めた小越勇輝。「原作モノが実写化というのはありますが、舞台に出演した俳優が携われるというのはなかなかない。それができることがすごくありがたかったです」と出演が決まった当時の心境を語る。同じ役でも、舞台とドラマとでは“全然違った”と明かす小越は、「舞台では伝わらないかもしれない、すごく繊細な坂道の心の動きを、映像だからこそ表現できるというのがすごく楽しかったです」と充実の表情を浮かべる。

 だが、主演の重圧は大きかった。「クランクインが近づいていくにつれて、いよいよ始まるんだ、周りの人がどう思っているのだろう、どう思われるのだろうと、プレッシャーや不安はすごく大きかったです」。それに加えて話題作の実写化。小越は、「どの作品もアニメ化や、舞台化という時には色々な意見が出る。今回もさまざまな意見があると思う」と真摯に受け止めながら、「ドラマでしか出せないおもしろさをみんなと考えながら作りました。映像ならこんなこともできるんだと惹き込める作品になっていると思います」と自信を見せる。およそ2か月の撮影を終え、クランクアップを迎えたことについて、「本当に終わるのかなという感じがしていたのですが、終わってみたら肩の荷が下りたというか、ホッとしました。それが終わったという実感につながりました」と柔らかい笑顔を見せていた。

クランクアップを迎えた瞬間の笑顔!

 小越というと本作のみならず、ミュージカル「テニスの王子様」や舞台「東京喰種トーキョーグール」で主演を務め、いまや頼もしい“座長”のイメージも強いが、本人は「そんなことないですよ」と苦笑い。「僕はけっこう弱いというか、ネガティブなので色々考えちゃうんです。周りの人が支えてくれるからそこに立っていられるなと思いますし、今回もたくさんの人に助けられながら自分が安心して主役としてお芝居をさせていただけたなと感じます」と吐露した。

 幼少の頃から始めた芸能活動。舞台演劇界で実績を積みながらも、「もともと舞台は絶対やらないと思っていた。歌もダンスも苦手で、人前に立つのもあまり好きじゃなかったんです」と意外な告白。そんな小越が俳優を続けた理由を尋ねると、「お芝居をするのが好きだったんでしょうね」とほほ笑む。「ただ、恥ずかしさのようなものはいまもあります。自分の中でオンオフがはっきりしていて。舞台に立っている時、カメラが回っている時は考えずにできるのですが、オフになると、客観的に自分を見て、すごいな、こんなことしていたんだなといまでも思っちゃいます。その緊張感がまたよかったりするんですけどね」とはにかんでいた。

ロードレーサーにまたがる小越 - (C) 2016 スカパー!・東宝・舞台『弱虫ペダル』製作委員会

 本作では、ロードレーサーに乗っての撮影にも挑戦した。初体験のロードレーサーだけでなく、小越は坂道の愛車ママチャリに乗るシーンも多かった。「実際に経験することで、ママチャリを普通にこぐ坂道ってすごい! と坂道のバケモノさを実感できました。そこからロードレーサーに乗れた時の感動……こんな乗り物があるのかというのを感じられたので、よりリアルに演じられました」と役柄とシンクロした喜びを明かす。こうして、俳優陣が実際に自転車に乗って演じたからこそ「その瞬間瞬間の汗や、アツさが、ドラマには絶対的に出ていると思います」と小越は熱を込めていた。(編集部・小山美咲)

BSスカパー!オリジナル連続ドラマ「弱虫ペダル」は毎週金曜夜9時より放送中


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