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中村勘九郎が撮影で火だるまに!目撃した加藤雅也もビックリ仰天

かなりハードな撮影だったよう……
かなりハードな撮影だったよう…… - 写真:高野広美

  堤幸彦監督の新作映画『真田十勇士』で共演した中村勘九郎加藤雅也が、CGを駆使した本作で勘九郎ふんする猿飛佐助が火だるまになるシーンに言及し、「あれはCGではなく本物!」と力説。役者魂あふれるチャレンジングな撮影現場を振り返った。

【写真】3次元でもイケメンな佐助と幸村

 2014年に大ヒットを記録した舞台を映画化した本作は、豊臣と徳川の最後の決戦「大坂の陣」を題材とした一大スペクタクル。舞台と同様に真田十勇士の一人である猿飛佐助を演じた勘九郎は、映画と舞台の違いについて「映画の立ち回りは、舞台と違ってカメラの前で実際に刃を当てていかないといけない。エキストラさんが何百人もいて、そこに突っ込んでいくわけですから、恐怖心を感じましたね」と説明。同じく舞台に続いて真田幸村を演じた加藤は、「最後の合戦シーンは、ゲーム画面のようにカメラが僕たちの後ろから追ってくるんです。前からのカメラの受けがないので、お客さんも自分たちが真田軍と一緒に攻めているような感覚になれると思います」と臨場感ある映像になっていると自信を見せる。

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仲良しっ!! - 写真:高野広美

 その中で“全身を炎に包まれる”という映画ならではのアクションに挑んだ勘九郎は、「撮影の前に雅也さんからアドバイスされたんですよ。炎のシーンは『やれない』って断ったほうがいいって」と加藤から事前に助言を受けていた事実を告白。すると加藤は、「僕自身も別の映画の撮影で体に火をつけたことがあるんだけど……」と語り始め、「あれって足元につけただけでもすごい勢いで火が回って、ビックリするくらい全身が燃え上がるんです。勘九郎さんもすごかった」と炎のシーンを撮影することがいかにすさまじいことなのかを熱弁。勘九郎はそんな加藤と笑い合いながら、「本当に全身が火だるまになって、撮影後に雅也さんから言われたんです。『な、言っただろ』って(笑)」と明かしていた。

 また加藤は、今回の勘九郎の体当たりのチャレンジを「あれはCGじゃないんですよ。堤監督いわく、CGだと炎の反射が甲冑に映らないらしくて、今回はちゃんと映っているから本物だとわかる。そこを強調しておきたいです」と目いっぱいアピール。佐助が火だるまになる壮絶なアクションは共演者だけでなく、観客をも驚かせることだろう。(取材・文:斉藤由紀子)

映画『真田十勇士』は9月22日より全国公開

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