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フジ史上初!3連ドラのヒロインが異例コラボ

瀧本美織、川口春奈、倉科カナ
瀧本美織、川口春奈、倉科カナ

 フジテレビ系で放送中の連続ドラマ「カインとアベル」(月曜よる9時)、「Chef~三ツ星の給食~」(木曜よる10時)、「キャリア~掟破りの警察署長~」(日曜よる9時)が異例のコラボを果たすことが明らかになった。各ドラマのヒロインである倉科カナ川口春奈瀧本美織が役のまま、互いのドラマにリレー方式で1話限りのスペシャルゲストとして特別出演するというもので、もちろんこれはフジテレビ史上初の試みだ。

【写真】瀧本美織、ミニスカ”へそ出し”で熱唱!

 まずは17日放送の「Chef」第6話に、「キャリア」から瀧本がゲスト出演。三ツ星シェフ・星野光子(天海祐希)が出したフレンチ屋台「Chez MITSUKO」に、瀧本ふんする相川実里が友達と料理を食べに来たというシーン。瀧本は「天海さんは、とても気持ちの良い方で、みんなを気遣ってくれて。先ほども『美織ちゃんって歌、うまいよね』ってほめてくださったんです。相手のことを思いやってお話してくださる方なので、またご一緒したいな、と思いました」と天海との初共演を振り返った。

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 続く21日放送の「カインとアベル」第6話には、「Chef」に出演している川口がゲスト出演する。夜遅くまで残業しているプロジェクトチームのメンバーのために、リーダーの高田優(山田涼介)が内緒でケータリングを発注し、川口ふんする高山晴子がスープのデリバリーにやって来る。リハーサル中には川口と共演経験のある山田が、緊張気味な川口をからかって盛り上げる一幕も。おかげで川口も「一視聴者として月9を見ているので出演できてうれしかったです」と撮影を楽しんだようだ。

 最後は、27日放送の「キャリア」第8話にゲスト出演する「カインとアベル」の倉科。倉科ふんする矢作梓は、迷子の双子を助ける通りすがりの女性として登場。そこに偶然、北町署署長の遠山金志郎(玉木宏)が通りがかり助けられる。二人といえば昨年放送されたドラマ「残念な夫。」で夫婦を演じていた上、そのときに二人の子供を二人一役で演じた双子の子役が今回、迷子の双子を演じているという。倉科は「期せずして『残念な夫。』の家族が再共演できたのでうれしかったです」と喜んだ。

 近年では、2014年の月9「極悪がんぼ」が同クールの「続・最後から二番目の恋」とコラボし、尾野真千子小泉今日子が互いの作品に出演したことはあったが、同クール全3ドラマがリレー方式でコラボするのはフジ史上初。「Chef」の長部聡介プロデューサーは「全くタイプの違う三つのドラマのヒロインが、互いのドラマにそれぞれの役のままの設定で出演することによって、三つのドラマの世界観が広がり、各ドラマを見ていただいている視聴者の方に他のドラマについても興味を持っていただける機会になればと企画しました」と明かしている。(編集部・中山雄一朗)

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