3,600万人が視聴!「マーズ 火星移住計画」第2シーズン決定
ナショナルジオグラフィックチャンネルのドラマ「マーズ 火星移住計画」第2シーズンの製作が、テレビ批評家協会(TCA)のプレスツアーで発表された。
【写真】まるでリアル『オデッセイ』?「マーズ 火星移住計画」
ロン・ハワード、ブライアン・グレイザー、マイケル・ローゼンバーグがプロデュースした同ドラマは、2033年を舞台に火星へと向かう6人の宇宙飛行士たちを描くドラマ部分と、2016年の現在、実際に火星移住に向けて何が起きているかを宇宙企業のスペースXやNASA、多くの有識者や科学者に取材したドキュメンタリー部分とを合わせたユニークな構成になっている。
Deadlineなどによると、同ドラマは世界172か国、43言語で放送され、昨秋の放送時に3,600万人が視聴したと発表されている。アメリカでは昨年11月の放送以降、ケーブル局で放送されている脚本ドラマのトップ10に入っており、ナショナルジオグラフィックチャンネル史上、最も録画されたシリーズだそうだ。
「ドキュメンタリーとドラマを混在させるという新たなジャンルで、視聴者を異世界へと導き、強烈な体験をさせることができた」とグレイザーは語り、火星移住のその後を描いていくことを楽しみにしているとコメント。ハワードは、この作品で視聴者の想像力を刺激し、宇宙探索の重要性を示し、次世代の宇宙飛行士のインスピレーションになることを願っていると言っている。(澤田理沙)