ライアン・ゴズリング主演『ラ・ラ・ランド』に日本映画へのオマージュあり!?

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梅の花に囲まれて!デイミアン・チャゼル監督&ライアン・ゴズリング

 ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングが27日、六本木で行われた来日記者会見に出席。チャゼル監督は、本作がオマージュをささげた作品のうちのひとつに鈴木清順監督の『東京流れ者』を明かした。

ライアン&チャゼル監督、鏡割り!【写真】

 今月24日に本年度アカデミー賞で史上最多タイとなる14ノミネートを果たしたばかりのタイミングで来日した2人。会場には梅の花が飾られるなど、ひとあし早い春の雰囲気に包まれた。そんな会場内にやってきたライアンは「『ラ・ラ・ランド』で来日したというのは特別なこと。日本人はロマンチックでミュージカル好きだと聞いていたからね」とあいさつ。

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 そんなライアンとのコラボについて、「とにかくライアンは何でもやれる多才な人。ダークサイドな役柄も多いけど、一方で『ラースと、その彼女』や『ラブ・アゲイン』のようなロマンチックで楽しい役もできるんだ。それから彼は映画の知識も豊富だし、ミュージカル音楽に対しても深い愛情も情熱を持っている。彼にはこういう映画をやるのに必要な素質が全部そろっていた。すばらしい役者なので、立体的に人物を描けると思ったんだ」と語るチャゼル監督に対して、ライアンは「今のコメントは、僕が原稿を書いたんだ。でももうちょっと情熱的に読んでほしかったかな。彼には演技指導が必要だね」とちゃめっ気たっぷりに付け加え、会場を笑いに包んだ。

 本作が支持される理由について「確かにミュージカルには、他のジャンルにはない楽しさ、高揚感があるよね」と切り出したチャゼル監督は、「でも一方で、非常にリアルで正直なストーリーも必要となる。叶う夢もあれば叶わない夢もある。そういったファンタジックな部分と、リアルな部分がうまくいったんじゃないかなと思う」と分析。ライアンも「やはり映画館で大勢と共有できるような映画を作りたいねと言っていた。スマホで観るものじゃなくてね。実際に映画が公開されて、多くの観客が映画館に足を運んで同じ体験を共有するすばらしさを実現できたことには満足感があるよ」と誇らしげな顔を見せた。

 映画愛にあふれた本作は、さまざまな映画のオマージュがささげられており、それを見つけ出す楽しみに満ちている。それを踏まえて「誰も気付かなかったようなオマージュはある?」と質問されたチャゼル監督は「無意識下にはいろんな映画からのオマージュがあるんだけどね」と切り出しつつ、「実は昨晩、日本映画の話をしていたときに、この映画は鈴木清順監督の『東京流れ者』にオマージュをささげたのではないかと指摘されたんだ。彼がワイドに撮っているポップアート的な世界、ミュージカルシーンなどは、(『ラ・ラ・ランド』に通じるところがあるので)隠れたオマージュと言えるのかもしれない。少なくともアメリカでは誰にも言及されたことはなかったね」と述懐。さらに「僕たちが使ったレコーディングスタジオというのが、実は『オズの魔法使』や『雨に唄えば』なんかを実際にレコーディングしたところでね。これは本当にすばらしいギフトだったよ」と笑顔をみせた。(取材・文:壬生智裕)

映画『ラ・ラ・ランド』は2月24日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国公開

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