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「隠し子、名乗り出て」デヴィッド・ボウイさんの弁護士が新聞公告

息子ダンカン・ジョーンズ監督と父デヴィッド・ボウイさん(2009年撮影)
息子ダンカン・ジョーンズ監督と父デヴィッド・ボウイさん(2009年撮影) - Jim Spellman / WireImage / Getty Images

 昨年1月10日にがんのため69歳で死去したイギリスを代表するミュージシャン、デヴィッド・ボウイさんの弁護士が、1億ドル(約115億円、1ドル115円計算)と言われている遺産を分けてもらう権利があるという隠し子などは、2か月以内に名乗り出るよう英 The Times 紙に新聞公告を出した。

ボウイさんの回顧展を撮影したドキュメンタリー『デヴィッド・ボウイ・イズ』【写真】

 WENN.comによると、これは英相続法に沿った手続きで、隠し子がいると確定しているわけではないよう。デヴィッドさんには認知している子供が2人いる。映画監督となった前妻アンジーとの息子ダンカン・ジョーンズと、妻イマン・アブドゥルマジドとの16歳の娘アレクサンドリア・ジョーンズだ。ただ過去のインタビューでは、1970年代の全盛期にはロックスターらしい生活を送り、女性関係も派手だったことも認めているため、誰かが名乗り出てくる可能性はある。

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 遺産分配の権利があると思う人は、5月4日(現地時間)までにデヴィッドさんとの関係を担当弁護士に説明しに出向かなければいけないという。

 デヴィッドさんの遺言状によると、妻であったイマンには、夫婦で暮らしていたニューヨークのアパートを含め、半分の5,000万ドル(約58億円)近い財産が引き継がれる予定。また、子供たちにはそれぞれ25%ずつ渡される予定だと報じられている。そのほかにも、長年彼を支えたパーソナルアシスタントには200万ドル(約2億3,000万円)、ダンカンを育ててくれた乳母に100万ドル(1億1,500万円)が支払われると伝えられている。(澤田理沙)

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