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世界中が猫ブーム!全米大ヒットの猫ドキュメンタリー監督が感じた熱

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チェイダ・トルン監督が来日!

 アメリカで公開された外国語ドキュメンタリー映画としては歴代3位の成績を記録した大ヒットドキュメンタリー『猫が教えてくれたこと』のチェイダ・トルン監督が18日、秋葉原のアキバシアターで行われた試写会イベントに出席、日本映画『レンタネコ』のメガホンをとった猫好きの荻上直子監督とともに猫トークで盛り上がった。

全米で1館→130館の大ヒット!『猫が教えてくれたこと』予告編

 古くから「猫の街」として知られるトルコ・イスタンブールに住む、7匹の個性的な野良猫たちにスポットをあて、猫たちのありのままの姿を描き出した本作。今年2月にアメリカの劇場わずか1館で上映されると、公開初週で興収4万ドル以上を記録し、すぐさま130館で拡大公開された。そんな大ヒット作がいよいよ日本上陸となる。

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 トルン監督は、トルコ生まれアメリカ育ち。本作を製作した理由について「わたしは子ども時代にイスタンブールで野良猫たちと暮らすというラッキーな体験をしていました。それからアメリカ、ロンドンと移り住んだのですが、そこにはイスタンブールでのような野良猫がほとんどいなくて、さみしい思いをしていました。だから映画にして見せようと思って。いわばイスタンブールの猫たちへのラブレターです」と説明。荻上監督も「こんなすてきな映画を作ってくれてありがとうございます。残念ながらこの映画はDVDで観ることになったのですが、その時にうちの猫がそばに寄って来たんです。猫にも愛される映画ということですね」と笑顔を見せた。

猫トークを繰り広げたトルン監督&荻上監督

 本作では、猫の生態を描き出すために、地上ギリギリの視点にカメラを置いたり、時にはドローンを飛ばして屋根の上から撮影するなど、猫の自然な姿を根気よくとらえているのが特徴だ。「わたしたちは猫に無理やり何かをさせることはなかったです。ただ、猫がじっとしていたと思ったら、次の瞬間にあっという間にいなくなって見失うこともあったりしましたけどね」とその苦労を振り返るトルン監督だが、「猫にカメラを向けて逃げなかったら撮影オッケーの合図だということ。これは自分たちの思い込みかもしれないんですが、猫たちはカメラクルーたちに撮られるのがうれしそうにも見えましたね」と笑顔。荻上監督も「何匹か猫が出てくるけど、わたしこの人に似ているかもしれない、という猫がいて。それぞれに強いキャラクターがあって。人間と同じだなと思って見ていました」と続けた。

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 雑誌やテレビなどで猫特集が組まれるなど、昨今は「猫ブーム」の機運が高まっている。トルン監督も「もしかしたら世界中が猫ブームかもしれないですね。10年前だったら誰も制作費を出してくれなかっただろうから」とその熱を感じている様子で、「日本では分からないけど、アメリカには“キャットレディ”という言葉があるくらい、女性が猫の面倒を見るケースが多かったように思うんですが、最近は男性も面倒を見るようになったみたい。この映画をアメリカで上映したときも、男性が近づいてきて誇らしげに『僕は猫を6匹飼っているんだよ』と言っていました」と付け加えた。(取材・文:壬生智裕)

映画『猫が教えてくれたこと』は11月18日よりシネスイッチ銀座ほかにて公開予定

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