日本からベルリンへ!度胸ある20歳の女性監督

第68回ベルリン国際映画祭

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山中瑶子監督

 現地時間21日、第68回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門で『あみこ』の上映後、山中瑶子監督が観客からの質問に答えた。現在20歳という若さの山中監督が手掛けた本作は、2017年のPFF(ぴあフィルムフェスティバル)で観客賞を受賞している。

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 『あみこ』は、高校生あみこのアオミ君への恋物語。あみこの独特なキャラクターと、アオミ君の思いがけない転落で一風変わった青春映画になっている。フレッシュな俳優陣について山中監督は「SNSで探しました。Twitterで役者志望の100人くらいの中からあみこ役を見つけ、アオミ君役はInstagramで見つけました」と今の時代ならではのキャスティング法を明かした。

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 あみこのキャラクターについては「あみこはわたしの一部として存在していますが、全然人とうまく関われない子ですし、でも、わたしはそういう自分の部分を大切にしたいと思っています」と説明した。

映画『あみこ』より

 そんな山中監督の映画作りのいきさつも面白い。「高校生の時に映画を作りたいと思い、映画の大学に入ったのですが、つまらなくて1年で学校に行かなくなり、これは休学中に撮り始めた映画で、学校は全く関係なく周りの友達と作りました」という経過には観客から拍手が。「スタッフは大体わたしの友達で、出演者も主演二人以外は友達か、友達の友達です。録音しながらエキストラもして、というように一人何役もしています」。良き友に恵まれたようだ。

 映画の舞台が監督の地元である長野から東京に移り、雑踏のシーンもあるが「あれはゲリラ撮影です。勝手に行って許可なく撮りました」という。新鮮な映画を度胸で撮り進める頼もしい若手監督の登場だ。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

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