コナン『ゼロの執行人』安室透を描いた経緯!監督&プロデューサーが語る

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監督&プロデューサーが解説

 興収83億円を突破する大ヒットを記録している映画『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』の裏側を明かす公開講座が28日、デジタルハリウッド大学の駿河台キャンパスで行われた。立川譲監督と、諏訪道彦プロデューサーが登壇し、製作の経緯やその裏にある狙いを明かした。

【写真】キャラ対比表など資料もいっぱい!

 「監督・プロデューサーが語る映画『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』ができるまで」と題されたこの講座。本作のメインキャラクターである安室透が人気ということもあって、会場には大勢のファンが来場。その様子を見た諏訪が「今日はこの映画にだいぶ“執行”された方もいらっしゃると確信しております」と切り出せば、立川監督が「最近、アニメ関係者に『80億の男』とか言われて。ちょっとリアクションがとれなくなっています」と続けるなど、作品にちなんだコメントが飛び出した。

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貴重な資料も公開

 22作が公開されている劇場版『名探偵コナン』シリーズ。企画の成り立ちの話題では、20作目『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』についても語られた。諏訪プロデューサーによれば、20周年作品に向けて、その5年ほど前から企画は動き出していたという。「赤井秀一、安室透という、いまやスーパースター的なキャラクターになっている二人が、バトルするという話を作るためにも18作目(『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』)は、沖矢昴(正体は赤井)に『了解』のひとことを言わせるためのストーリーづくりでした。それは、20作目で何かしようという思いがはっきりとあったからです」

 その20作目の高い評価が、22作目『ゼロの執行人(しっこうにん)』が安室のストーリーを描くことにつながっていった。立川監督は「今回の映画のテーマとしては、コナンがよく言っている『真実はひとつ』という言葉と、正義はひとつじゃないということ。今回は安室とコナンが軸で、コナンは光、安室は闇として描くという対比構造を作るようにした」と解説。海辺の電話ボックスで安室が朝日を見ているシーンを挙げて、「朝日がコナンを象徴していて、安室はそれに照らされるんです」と付け加えた。

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話題に上った電話ボックスのシーン

 本作は27日の水曜までで動員641万9,003人、興行収入83億8,878万円を記録。これについて諏訪が「これは最終興収82億5,000万円の『シン・ゴジラ』を抜いたということなんですよ。というのも、20作目の時は『63億3,000万円で上半期1位だ』と盛り上がって、パーティーまでやったのに、その後に来た『シン・ゴジラ』と『君の名は。』にトントンと抜かされて悔しかった。だからその2年後に『シン・ゴジラ』を抜いたというのは素直にうれしかった」とコメントすると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。

登場キャラクターがずらり

 そんな大ヒット作となった本作について「80億円ってものすごい数字。なのでこの先、監督の仕事を続けていく上で、これを超えられるのかとプレッシャーがありますね。大きな壁を超えないといけないので、これからが楽しみだし、不安もありますね」と語ると、諏訪も「コナンが始まった頃はアニメ雑誌の表紙にならない作品だったんです。それが『少年サンデーS』が安室透の表紙になったら売り切れた。コナンワールドの広がりはまだあるんだなと。コナンは国民的アニメですが、地球的アニメというくらいに支えていきたいと思います」と決意を語った。(取材・文:壬生智裕)

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