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芦田愛菜の演技力に永瀬正敏も驚き「すごいんです」

6年ぶりの実写映画主演!芦田愛菜
6年ぶりの実写映画主演!芦田愛菜

 芦田愛菜が9日、都内で行われた主演映画『星の子』の初日舞台あいさつに出席、その演技力に共演者の永瀬正敏や本作のメガホンを取った大森立嗣監督から絶賛の言葉が送られた。

【写真】ドレス姿の芦田愛菜

 芥川賞作家・今村夏子の小説を原作にした本作は、怪しげな宗教を信じる両親のもとで育った少女・ちひろ(芦田)が、思春期を迎えると同時に自分が身を置いてきた世界に疑問を抱くさまを描くヒューマンドラマ。この日、壇上には本作で6年ぶりの実写映画主演を飾った芦田のほか、永瀬、大森監督が登壇。終盤には本作のタイトルアートを手掛けた清川あさみもゲストで駆けつけ、芦田演じるヒロイン・ちひろを描いた刺繍のアートをプレゼントした。

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 芦田は「まずは今日無事にみなさんにこの映画を届けられたことが嬉しい。たくさんの方と一緒に初日を迎えられたのも嬉しい」と感激の表情。本作ではちひろの心の揺らぎや葛藤を見事に演じているが、「ちひろは宗教のことや両親のことで自分が周りからどう見られているか悩むところがあった。その心の揺れや多面的な部分を表現したいと思って演じていました。ふと1人になった時にこそちひろの決意が見えたり、悲しみや悩み、本音の部分が見える。そこをうまく見せられたらいいなと思いました」と役への思いや工夫を明かす。

 大森監督にも感謝の気持ちでいっぱいだという芦田は、「監督はあまりこういう風に演じてほしいというのは具体的に言われない。ちひろについてお話しする中でヒントをいただく感じでやっていました。役について委ねてもらっている感じがして、監督と一緒にちひろを作り上げていくのがすごく楽しかったです」と述べると、大森監督も嬉しそうな様子を見せた。

 大森監督は「すごく演技が上手い。本を読む力もあるし、人とコミュニケーションを取るのも上手い」と芦田の才能を絶賛。その上で「でも映画監督は芦田さんが意図できないものを撮りたくなるもの」と予期せぬようなシチュエーションをわざと作ったりしながら、芦田の演技の幅を広げていったという。永瀬も芦田の演技力には驚かされたといい、「すごいんです。芦田さんの演技をぜひみなさんにも堪能してほしい」と話した。

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 終盤、刺繍のアートをプレゼントするために登場した清川も「映画が本当に素晴らしかった。難しい役どころなのに引き込まれるような演技をされていて、わたしも芦田さんの演技に感動しました」と称賛すると、「ちひろがまっすぐに成長する姿を描きたいってこの絵を描きました。これは全部刺繍でできているんです」と持参のアートを紹介。芦田もそれをもらい感激の表情で「刺繍がちひろの繊細な心とリンクしている気がします。大事に飾らせていただきます。ありがとうございます」と清川に感謝していた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『星の子』は全国公開中

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