佐藤健は『るろ剣』の寡黙な“長男”!大友啓史監督が見た座長の背中

約10年にわたって緋村剣心を演じた佐藤健
約10年にわたって緋村剣心を演じた佐藤健 - (C) 和月伸宏/集英社 (C) 2020 「るろうに剣心」最終章 製作委員会

 主演映画『るろうに剣心 最終章 The Final』が大ヒット公開中の佐藤健。シリーズ第1作から約10年、緋村剣心という役を深く理解し、座長として撮影現場を引っ張っていく佐藤の頼もしさについて大友啓史監督が語った。

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 和月伸宏の人気漫画を実写化した大ヒットシリーズがついに最終章を迎え、公開中の最新作『るろうに剣心 最終章 The Final』でさらに進化したアクションを披露している主人公・剣心役の佐藤。そんな彼をそばで見守ってきた大友監督は「健くんは、寡黙な『長男』ですね」と『るろうに剣心』における佐藤の在り方を表現する。

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 「自分のやるべきことをしっかりやる。その背中をキャストやスタッフに見せていくことで、現場をぐいぐい引っ張っていく。前2作から5年。そのスタイルはさらに進化していたし、最後のシリーズということで、前作以上の、さらなる高みを目指すという強い意志を感じました」(大友監督)

 佐藤が剣心を演じるのは、前2作『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』から約5年ぶりになる。しかし、監督は『最終章』の衣装合わせの際に、佐藤の身体と心の奥底に剣心が残っているように感じたそうで、「あれだけの覚悟と、愛情、努力を注いだ役は、簡単には抜けきらない。前作の『るろうに剣心』以降、いろいろな役を演じて、いろいろな顔を僕らは見てきたけれど、その佇まいや考え方の中に、緋村剣心という男が消せない記憶のようなものとして残っているんですよね」と振り返る。

 そんな佐藤への絶大な信頼があったからこそ、撮影中も彼の意見に大友監督は耳を澄ましていた。「佐藤健は剣心を深く理解しているから、アクション部と打ち合わせして動きを決めながら、このセリフはここで言うべきじゃないかとか、こういうセリフを言いたいとか、ある程度自分の考えをまとめあげていく。僕は基本的にその方向性をじっと見守って、何か思うところがあれば指示するけれど、大きな違和感がなければそのまま演じてもらう。撮影に入ると、もう“剣心そのもの”になっていますからね。その納得を前提にした方が、間違いなく作品の強度に繋がっていく」。

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 大友監督と佐藤が二人三脚で作り上げた『るろうに剣心 最終章 The Final』では、十字傷の謎を知る最恐の敵・雪代縁(新田真剣佑)と剣心が激突することになる。「剣心にとって縁は、 本当は戦いたくない相手です。だけど剣心は、全身全霊で向き合う。 彼のような、怨みにとらわれた人間を生んでしまったのは自分自身だから。贖罪の意識を抱えながら、剣心は縁の怒りの刃を受け止めていく」。大友監督は「1作目から10年。佐藤健という役者が、押しも押されぬ存在になっている理由を痛感しました」と今作での撮影を通して改めて俳優・佐藤健の魅力を実感したようだ。

 さらに、6月4日には『The Final』に続く最終章2部作の第2弾『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の公開が控えている。こちらでは剣心の過去、そして頬に刻まれた十字傷にまつわる物語が描かれる。(編集部・吉田唯)

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