サッカー漫画「シュート！」完全オリジナル新作でTVアニメ化！

　大島司によるサッカー漫画の金字塔「シュート！」が、「シュート！Goal to the Future」として、完全オリジナル新作で2022年にテレビアニメ化されることが決定した。

　掛川高校サッカー部が、全国優勝を果たす最強のチームへと変貌を遂げるまでを描いた原作は、1990年から2003年まで約13年間にわたり週刊少年マガジンで連載され、累計発行部数5,000万部超えを記録。1993年にはアニメ化され、1994年にはSMAPを起用した実写映画も公開された。

　原作の“伝説の11人抜き”や「サッカー、好きか？」など記憶に残る名シーンも多く、幅広い層にファンが多い。その人気は日本だけでなく、英語、中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語などさまざまな国・地域で現地語に翻訳・出版され、北米・ヨーロッパではアニメも放映された。

　そんな人気を博した本作が、連載終了から19年の時を経て、2022年のFIFAワールドカップに合わせて完全オリジナルの新作アニメ化。今作では、元イタリア名門チームの“世界の闘将”神谷篤司と、神谷の出身校で、いまは弱体化した掛川高校に通いサッカー部と距離を置こうとする主人公・辻秀人の2人が描かれる。

　また、掛川高校サッカー部のユニフォームをまとい、サッカーボールを抱える主人公・辻とスーツ姿の神谷の背中合わせのティザービジュアルも公開された。神谷の後ろには、大切に引き継がれてきた背番号10番のユニフォームも。

　さらに、原作者・大島は、アニメ化決定について「新作アニメ化おめでとうございます。原作『シュート！』の続編を、原作者として楽しみにしています」とコメントを寄せている。

　本作のアニメーション制作は「くまクマ熊ベアー」「アサシンズプライド」などを手掛けたEMTスクエアードが担当する。（編集部・梅山富美子）