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『マトリックス』新キャラクター・アナリストの重要度は?キャストが語るネオとの関係

ニール・パトリック・ハリス演じるアナリスト。彼の役割とは?
ニール・パトリック・ハリス演じるアナリスト。彼の役割とは? - (c)2021 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

 キアヌ・リーヴス主演の人気アクション最新作『マトリックス レザレクションズ』に出演するニール・パトリック・ハリスが、自身が演じる謎多きキャラクターや、キアヌとの共演について語った。

ネオ再び覚醒!『マトリックス レザレクションズ』本予告編

 ドラマ「天才少年ドギー・ハウザー」などに出演し、名バイプレーヤーとして現在も一線で活躍するニール。『レザレクションズ』では、再び機械の作り出した仮想世界=マトリックスで生活しているネオ=トーマス・アンダーソン(キアヌ)が通うカウンセリングで、彼の悩みを聞く「アナリスト」を演じている。

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 予告編では、マトリックスの真実に目覚めない事の象徴である「青いピル」をネオに処方し、1作目でネオがデジャヴュを見る場面に登場した「黒猫」を飼っているアナリスト。劇中でどんな役割を果たすのか、全てが謎に包まれたキャラクターについてニールは「僕はトーマス・アンダーソン(=ネオ)の世界における理性の声とも言える存在。ネオは何が現実で何がそうではないかを気にしていて、自分の正気さえ疑ったりしている。自分の問いかけのガイドとなり、落ち着かせてくれる存在を必要としているんです」

 俳優だけでなく、歌手、コメディアン、作家、司会者など、多彩な経歴を持つニール。そんな彼の目から見ても、キアヌとの共演は驚きの連続だった。「キアヌは並外れている。彼ぐらいになれば、カバレッジ(自分が映っていない角度の撮影)なんかは、スタンドイン(代役)が入るのかと思っていましたが、いつも現場にいてくれるんです。全身にワイヤーをつけたまま、それとは別のシーンのために僕とセリフ合わせをしていたこともあります。常に親切で、常に120%の力で仕事をしていました。1日の撮影が終わってから数時間はリハをしていたから、疲れていたはずなのに」

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 また、『マトリックス』の生みの親で、前作に続いてメガホンを取ったラナ・ウォシャウスキー監督とのタッグも刺激的なものだったという。「これだけの規模の作品なのに、ラナの頭の中では、すでに映画が見えているようでした。カメラオペレーターの肩越しに、状況に合わせて、その場で流動的にシーンを調整していく。とても正直で誠実な姿勢だと感じました。莫大な製作費がかかっていて、期待も大きい作品なのに、まるでその場で作っているようなんです。普通はアニマティクス(ビデオコンテ)や絵コンテに基づき、カット毎に複雑な承認が必要だと思うんですが、スタジオにも、ラナ自身にも、自信があるんだと感じています」

 ニール自身はアクションシーンに参加していないようで「みんながヤバいアクションとか、ワイヤーワークの訓練をしている施設でエクササイズはしてましたけどね。一緒にやってみたかったけど、彼らはバリバリに鍛えていたから、逆にやれなくてよかったのかも」と笑顔。しかし、どんな役どころであっても、本作には出演しただろうとニールは語る。

 「予告編であれだけ僕の出番を使ってくれたことには感謝しています(笑)。あの冒頭にフィーチャーされたってことで、登場時間は何となく予想できると思うけど(笑)。もちろん登場シーンが多ければいいなとは思うけど、どんな形であれ、ラナと仕事ができるのであれば即答でイエスと言っていたでしょう。とにかく知識が豊富で、(彼女の解釈の)参考として出してくるものもなるほどと思うものばかり。とてもインスパイアされる、素晴らしい存在ですからね」(編集部・入倉功一)

映画『マトリックス レザレクションズ』は12月17日より全世界公開

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