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米倉涼子、Netflix「新聞記者」でオーラ封印!新たなヒロイン像に挑む

米倉涼子の新たな一面が……。
米倉涼子の新たな一面が……。

 Netflixシリーズ「新聞記者」(配信中)で主演を務める米倉涼子が、これまで演じてきた強い女性のオーラを封印し、新たなヒロイン像を体現している。

【写真】米倉涼子のイメージを覆す「新聞記者」場面写真

 本作は、シム・ウンギョン松坂桃李共演の映画『新聞記者』を、キャストを一新した全6話のオリジナルドラマとして描く。主人公の松田杏奈を米倉、若手官僚を綾野剛、映画版には登場しなかった就職活動中の大学生を横浜流星が演じる。監督は映画版に引き続き、藤井道人が務める。

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 米倉演じる松田は、いかなる同調圧力にも屈せず、政権の疑惑を追及する東都新聞社会部記者という役どころ。「声なき声を届ける」という信念を持ち、官邸記者会見で忖度なしの質問を連発するなど、強い女性像そのものにも見えるが、実は強さだけでなくさまざまな葛藤や孤独を抱えた複雑なキャラクターだ。単純な正義のキャラクターにはしたくなかったという藤井監督の想いに応えるべく、米倉は持ち前の力強いオーラをあえて抑え、微かな徒労感や葛藤などを絶妙に表現しながら新たなヒロイン像を打ち立てた。

 米倉は役づくりの際、ロケ地となった東京新聞の記者たちの仕事ぶりを観察したり、持ち物や服装など事細かに質問したりと徹底した取材を試みた。そのほか、監督から手渡された松田のバックボーンが書かれた約2,400字に及ぶキャラクターシートを読み込むなどして、リアリティーのある人物へと作り上げていった。

 配信開始にあわせて公開された場面写真には、米倉演じる松田の鋭い視線や泣き顔、遠くを見つめる儚げな姿などが切り取られており、米倉のパブリックイメージを覆すビジュアルになっている。(今井優)

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