全米映画俳優組合賞『コーダ あいのうた』が最高賞！
第28回全米映画俳優組合賞（SAG賞）が、現地時間27日に発表され、映画部門において、最優秀作品にあたるキャスト賞を『コーダ あいのうた』が受賞した。
『コーダ あいのうた』は、耳の不自由な家族の中で1人だけ耳が聞こえる女子高校生のルビー（エミリア・ジョーンズ）が、歌の才能を認められたことをきっかけに、夢と現実のはざまで葛藤する姿を描く感動作。ルビーの家族を、聴覚に障がいのある俳優が演じており、この日は父親役のトロイ・コッツァーが助演男優賞に選ばれた。
主演男優賞は『ドリームプラン』のウィル・スミス、主演女優賞は『タミー・フェイの瞳』のジェシカ・チャステインが受賞。同賞はアカデミー賞の前哨戦としても注目されており、受賞者は賞レースを一歩リードした形だ。主な受賞者は以下のとおり。（編集部・入倉功一）
キャスト賞
『コーダ あいのうた』
主演男優賞
ウィル・スミス 『ドリームプラン』
主演女優賞
ジェシカ・チャステイン 『タミー・フェイの瞳』
助演男優賞
トロイ・コッツァー 『コーダ あいのうた』
助演女優賞
アリアナ・デボーズ 『ウエスト・サイド・ストーリー』
スタント・アンサンブル賞
『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』
生涯功労賞
ヘレン・ミレン
