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米ディズニー、ロシアでの映画公開を停止

ディズニーの劇場用映画がロシアで上映停止
ディズニーの劇場用映画がロシアで上映停止 - Mike Kemp/In Pictures via Getty Images

 米ウォルト・ディズニー・カンパニーは現地時間2月28日、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、ロシアでの劇場用映画の公開を停止すると発表した。ハリウッドの主要な映画スタジオが公開停止を決定したのは、今回が初となる。

【画像】上映停止となったピクサー新作『私ときどきレッサーパンダ』

 同社は公式声明で、「ウクライナへの理不尽な侵攻と人道的危機を鑑み、ディズニー&ピクサー最新作『私ときどきレッサーパンダ』を含む劇場用映画のロシアでの公開を停止します」と発表。3月10日よりロシアで上映される予定だった『私ときどきレッサーパンダ』に続き、マーベル映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(5月5日)、ピクサー新作『バズ・ライトイヤー』(6月16日)などの待機作にも影響が生じる可能性もある。

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 今後の方針については「状況の変化に応じて決断する」とのこと。ディズニーはまた、拡大する難民危機を受け、自社のNGOパートナーと共に難民援助などの人道支援に取り組むと表明した。

 Deadlineによると、ディズニーの発表を受け、他の大手映画スタジオも方針決定を迫られているという。米ワーナー・ブラザースが配給する大作映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は現状、予定通り3月3日よりロシアで上映予定となっている。(編集部・倉本拓弥)

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