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山田涼介『鋼の錬金術師』実写化は「誠実に、忠実に」

とにかくカッコいい山田涼介
とにかくカッコいい山田涼介

 山田涼介Hey! Say! JUMP)が25日、都内で行われた映画『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』の公開記念舞台あいさつに登壇し、本作への熱い思いを明かした。また、共演者からクレームが飛ぶ一幕もあった。この日は、共演の本田翼ディーン・フジオカ蓮佛美沙子本郷奏多渡邊圭祐水石亜飛夢栗山千明内野聖陽曽利文彦監督も来場。仲間由紀恵からはVTRコメントが届けられた。

山田涼介、本田翼、内野聖陽ら『ハガレン』豪華キャストが揃う!【写真】

 本作は、世界中で人気を博している荒川弘の大人気コミックの実写映画『鋼の錬金術師』(2017)の完結編。『復讐者スカー/最後の錬成』の2部作で描く。主人公の国家錬金術師エドワード・エルリック役の山田は、赤いロングジャケット姿で登場。SNSに寄せられた感想が紹介されると、「『鋼の錬金術師に対してすごく誠実だった』という言葉は、演者もそうですし、監督が一番うれしい言葉なんじゃないかな。1をやっているときから、実写化はいろんなリスクを伴うもので、それを背負って座長として立たせてもらっていますし、(スタッフ・キャスト)それぞれがそれぞれの立場で立っているわけですから」と感激した。

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 山田は「『誠実に』『忠実に』というのは僕と監督が現場で常に話していた」とも明かすと、撮影中は漫画を見ながら、「このシーンは原作がこうだから、ポーズでは指の角度まで全部そろえよう」などと話し合っていたことも打ち明けた。

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『鋼の錬金術師 完結編』キャスト&監督

 山田が企画MCを務め、自分の直してほしいところを尋ねる場面もあり、ディーンは「強いて言えば、僧帽筋ふくらませすぎなんじゃないか?」と指摘。蓮佛は「カメラのセンス」と答えると、山田に撮ってもらったところ、「肩が二倍くらいに肥大している写真があがって来て、どう撮ったらこの仕上がりになるんだろう……」と疑問を呈した。渡邊は、質問を一つ飛ばし「違うんです。こうやって(カンペの2ページ目が開いて)置いてあったから」と釈明する山田に、「言い訳するところ直した方がいいよ」とピシャリ。思いがけない攻撃に、山田は「お前、ちょっと待て。渡邊!」と苦笑を浮かべた。

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 一方、「山田さんの何でもこなせるところが嫌です」と訴える本田は、「何ができないんですか?」と逆質問。山田は「できないことの方が多い」と返すと、筋肉をつけるとか、痩せるとかいう「役で与えられるミッションは努力で補うじゃないですか。だからベースとして僕はできないところからスタートして、ちゃんとそこに対してアプローチしているだけ」と説明。山田について「完璧すぎる」と話していた本郷は、「こういう謙虚さも素晴らしい。格好いいんですよ。お笑いのベースもあるし、すごいなと思う」と変わらず羨望のまなざしを送っていた。(錦怜那)

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