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少女とコスプレ殺人鬼の異色ラブストーリー『PARALLEL』劇場上映決定

『PARALLEL』メインビジュアル
『PARALLEL』メインビジュアル - (C)Daiki Tanaka

 「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021」でグランプリを受賞した、田中大貴監督の長編デビュー作『PARALLEL』が、テアトル新宿・シネ・リーブル梅田で開催される「田辺・弁慶映画祭セレクション2022」内で上映されることが決定し、メインビジュアルと予告編が公開された。

傷を抱えた少女とアニメの世界に行きたい殺人鬼の恋愛模様『PARALLEL』予告編

 本作は、「心に傷を抱えた少女」と「アニメの世界に行きたい殺人鬼」の恋愛模様を追った異色のスプラッター×ラブストーリー。幼少期に両親から虐待を受けていた少女・舞と、アニメキャラクターのコスプレ姿で殺人を繰り返す殺人鬼。舞は心の傷を、殺人鬼は自分の本当の姿を隠しながらも、見えない"何か”によって二人は強く惹かれあっていく。ゆうばり映画祭グランプリに加え、「田辺・弁慶映画祭2021」では映画.com賞を受賞した。

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 舞を演じるのは、本作が長編映画初主演となった、モデル・女優の楢葉ももな。殺人鬼役は「CHILL OUT」のCMなどに出演する芳村宗治郎が務める。

 テアトル新宿では9月25日から29日までの5日間限定で、シネリーブル梅田では10月18日に1日限定で公開される。2月に渋谷で行われた1日限定の上映会では、チケット販売開始当日に全席が完売し、急遽追加上映が行われた。「より多くのお客さまにご来場いただき、映像・音ともに最高の品質に仕上げたうえで楽しんでいただきたい」という目的から、クラウドファンディングでの支援も募るという。

 同作に対して賞賛のコメントも寄せられており、ドラマ「HERO」のマスター役などで知られる俳優の田中要次は「日本ファンタ系映画の救世主現る!!」という言葉と共に、「日本が『ジャラパゴス』と馬鹿にされるなら、逆手に貫いた上でそれを粋だと言わせる方法だって あるよっ! と思わせてくれた」など激賞。「配信ドラマに押されがちな昨今の日本映画の危機を救済してくれそうな、田中大貴監督の未来に期待したい。だから我が国よ、日本映画界よ、二度と彼のような才能を食い物にするべからず! 彼の想像力を育む環境を与えたまえ!」と期待を寄せている。(編集部・入倉功一)

映画『PARALLEL』予告編 » 動画の詳細
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