DC最大級のファンイベント「DCファンドーム」今年は開催見送り

　ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは現地時間1日、DCコミックスに関連する映画、ドラマ、ゲームなどの最新情報を公開する、DC最大級のバーチャルファンイベント「DC FanDome（DCファンドーム）」を、今年は開催しないと発表した。

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　パンデミック下の2020年に第1回が開催された「DCファンドーム」は、仮想テーマパークでパネルディスカッションや特別映像の視聴、限定グッズの購入などが行える無料参加型のオンラインイベント。昨年は『THE BATMAN－ザ・バットマン－』『ザ・フラッシュ（原題） / The Flash』『シャザム！～神々の怒り～』などの最新映像が初披露され、全世界で6,600万人が視聴するなど大成功を収めた。

　ワーナーは「対面実施のイベントが戻ってきたことで、我々は世界中のコミコンなど、ファンと直接交流する機会を設けることができることに興奮しています。そのため、2022年は『DCファンドーム』を実施する予定はありません」とDeadline宛に声明を発表。引き続き、リアル開催のイベントに力を入れていく方針を明かした。

　新体制となったワーナーは現在、DCブランドの再編を計画しており、『バットガール（原題） / Batgirl』のお蔵入りや、劇場用新作の公開スケジュール見直しを行っている。今冬全米公開予定だった『シャザム！』続編が来年に後ろ倒しになったことで、年内はドウェイン・ジョンソン主演の『ブラックアダム』のみが公開される。（編集部・倉本拓弥）