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ワーナートップ、『ハリー・ポッター』新作を希望

実現なるか?
実現なるか? - Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

 ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデイビッド・ザスラフCEOが、新たな『ハリー・ポッター』映画の制作に意欲を燃やしている。

【画像】日本人が演じた19年後のハリー・ポッター

 これは、現地時間3日に行われた決算説明会での発言。第3四半期に24億ドル(約3,480億円・1ドル145計算)の営業損失を出したワーナーは、手堅く利益を上げられる作品として、今後は今まで以上にフランチャイズ映画の制作に注力していくのだという。

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 ザスラフは「わたしたちは本当にフランチャイズ作品に焦点を絞ります。わたしたちは『スーパーマン』の映画を13年間も作りませんでした。『ハリー・ポッター』映画は15年間も作りませんでした。DC映画と『ハリー・ポッター』映画は25年以上にわたってワーナー・ブラザースに多くの利益をもたらしてくれたのにです」とコメント。先日、ヘンリー・カヴィルのスーパーマン役への復帰が正式発表され、『マン・オブ・スティール2』というべき新作も企画中だと報じられていただけに、『ハリー・ポッター』新作への真剣度も高そうだ。

 ワーナーは『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ/前日譚となる『ファンタスティック・ビースト』シリーズも手掛けており、第3弾『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は今年公開だった。そのことを考えると、ザスラフが言う“『ハリー・ポッター』映画”とはハリーが主人公ないし、『ハリー・ポッター』シリーズ直系の新作という意味だと思われる。なお、『ファンタスティック・ビースト』シリーズは全5作になると発表されていたが、興行収入が先細ってきたことで、第4弾、第5弾の先行きは不透明になっている。

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 原作者であるJ・K・ローリングは近年、トランスジェンダーの人々に対するコメントで物議を醸しており、パブリックイメージが悪化。彼女とは距離を置くようになったキャストもいるが、ワーナーとしては今後もローリングと仕事をしていきたいといい、ザスラフは「これから、『ハリー・ポッター』に関してJ・Kと何かができれば」と語っている。『ハリー・ポッター』に関しては、シリーズの19年後を描いた舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」が存在しており、クリス・コロンバス監督(『ハリー・ポッターと賢者の石』『ハリー・ポッターと秘密の部屋』)は映画化に興味を示していた。(編集部・市川遥)

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