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『グーニーズ』元子役、データ再演に前向き 続編の脚本は過去多数

ゴールデン・グローブ賞で喜びを爆発させたキー・ホイ・クァン
ゴールデン・グローブ賞で喜びを爆発させたキー・ホイ・クァン - Allen J. Schaben / Los Angeles Times via Getty Images

 映画『グーニーズ』のデータ役などで知られ、最新作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で、第80回ゴールデン・グローブ賞の助演男優賞を受賞したキー・ホイ・クァンが、舞台裏のインタビューで、『グーニーズ』の続編について前向きな姿勢を示した。

【画像】かわいすぎ!子役時代のキー・ホイ・クァン

 家族でベトナムからアメリカにわったクァンは、スティーヴン・スピルバーグ監督に見出され、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)で子役デビュー。続くスピルバーグが製作を務めた『グーニーズ』(1985)にもデータ役で起用され、人気子役として一世を風靡した。

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 長らく俳優業から遠ざかっていたが、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の演技で賞レースを騒がせ、ゴールデン・グローブ賞に輝いたクァン。Deadlineなどが報じた受賞後のインタビューで『グーニーズ』の続編について触れたクァンは「この30数年、僕たちは『グーニーズ2』を作ろうとしていました」と振り返り、続編が俳優としてのキャリアの再スタートになると考えていたと語りながら「たくさんの脚本がありましたが、オリジナルにかなうような脚本はなかったのです」と明かした。

 『グーニーズ』のメガホンを取ったリチャード・ドナー監督は、2021年に91歳で死去。それだけにクァンも「『グーニーズ2』が作られるかは本当にわかりませんが」としつつ「機会があれば、データをまた演じてみたいですね」と再演に前向きな姿勢を示した。

 今回のゴールデン・グローブ賞には、作品賞(ドラマ)と監督賞を受賞した映画『フェイブルマンズ』を監督したスピルバーグも出席しており、クァンは自身の受賞スピーチで、「わたしは、どこから来たのか、そして誰が最初にチャンスを与えてくれたのかを決して忘れず、いつも覚えているようにと育てられました。今夜、スティーヴン・スピルバーグと会うことができてとてもうれしいです。スティーヴン、ありがとう」と感謝を述べていた。

 クァンは今後、ディズニープラス(Disney+)で夏に配信予定のマーベルドラマ「ロキ」シーズン2への参加が決定している。(編集部・入倉功一)

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