『わたしの幸せな結婚』で強烈な妹役！高石あかりに注目
公開中の映画『わたしの幸せな結婚』で、ヒロインの異母妹・斎森香耶役で強烈なインパクトを残している高石あかりに注目したい（高石の「高」は「はしごだか」が正式表記）。
本作は、2019年に小説とコミックが刊行され、2023年夏にはアニメ化も決定した、顎木あくみによる「わたしの幸せな結婚」が原作。ある理由から、継母・香乃子（山口紗弥加）、異母妹・香耶（高石）から虐げられてきたヒロイン・斎森美世（今田美桜）が、自分を信じて愛してくれる久堂清霞（目黒蓮）と出会い、新たな運命を切り開いていくさまを描く。
香耶は、美世とは反対に、両親に可愛がられてきた人物。さらに、母親・香乃子が、美世を使用人のようにこき使う姿を見て育ったため、美世に酷いことをしているという自覚があまりない。劇中では、淹れたてのお茶を美世にかけるなど、傍若無人な振舞を続け、清霞を奪おうと躍起になる香耶は強烈なインパクトを残す。
オーディションで香耶役に選ばれた高石は、2002年12月生まれの現在20歳。これまで映画、ドラマ、舞台などで活躍し、舞台「鬼滅の刃」では、竈門禰豆子役を担った（「禰」は「ネ＋爾」が正式表記）。また、主演を務めた、殺し屋女子コンビを描く『ベイビーわるきゅーれ』（2021）が1年以上のロングランを記録するなど話題に。続編となる『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』が公開中だ。
2023年もすでに、ドラマ「東京の雪男」、「美しい彼」シーズン2、映画『Single8』に出演と大活躍。4月6日からMBSドラマ特区枠「墜落JKと廃人教師」ではヒロインを演じ、「日本統一 関東編」（4月13日～NTV・関東ローカル）にもレギュラー出演する。
『わたしの幸せな結婚』は、3月17日に公開され、初週の週末映画動員ランキングで1位を獲得し、12日間で興行収入13億円を突破するなどヒットしている。（編集部・梅山富美子）
