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伊藤沙莉&織田裕二、執行官テーマの火9ドラマで凸凹バディ結成 中島健人はセクシー封印の事務員役

伊藤沙莉&織田裕二&中島健人、お仕事コメディーで共演!
伊藤沙莉&織田裕二&中島健人、お仕事コメディーで共演! - (c)テレビ朝日

 女優の伊藤沙莉が、テレビ朝日系で7月期スタートの新ドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」(毎週火曜夜9時~9時54分)で主演を務めることが28日、同局より発表された。執行官をテーマにしたコメディー作品で、伊藤はテレ朝ドラマ初出演の織田裕二と凸凹バディを結成。共演の中島健人(Sexy Zone)は、セクシーを封印して事務員役に挑む。脚本は、大河ドラマ「青天を衝け」などで知られる大森美香が執筆する。

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 執行官とは、各地方裁判所に所属する裁判所職員のこと。裁判で出された結論が実現されない場合、それを強制的に執行する仕事で、家の明け渡し、貴金属などの動産の差し押さえ、子の引き渡しなど業務内容は多岐にわたる。本作は、とある事情から執行官の世界に飛び込んだ主人公が、“犬担当”の執行補助者としてさまざまな事件や人々と関わり、人生のリスタートを目撃していくさまを、個性豊かなキャラクターと軽妙なテンポのセリフの応酬でポップに描き出す。

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 ゴールデン帯連ドラ初主演の伊藤が演じるのは、ひょんなことから執行補助者となる主人公・吉野ひかり。勤めていた信用組合を辞めて上京し、憧れだったペット関連会社に就職するものの、執行をうけて会社は倒産してしまう。職を失ったひかりは、執行を行った張本人から「犬にものすごく好かれる」という能力を買われ、執行補助者として新たな道を歩み始める。

 織田は、ひかりを執行補助者の道へと導く執行官・小原樹(おばら・いつき)役を担当。有能で一見クールにも見えるが、情に厚く、ロマンチストな一面もある。「犬が大の苦手」という独特のアイデンティティーを持ち、犬好きゆえに選んだひかりと凸凹コンビっぷりを見せつける。

 また、中島が演じるのは執行官室の頼れる事務員・栗橋祐介(くりはし・ゆうすけ)。銀行で働いていたが、弁護士を目指すため、執行官室の事務員として勤務しながら法律を学んでいる。黒縁メガネ&ベスト&アームカバーという伝統の事務員スタイルで、執行官たちをサポートする。

 伊藤、織田、中島、大森のコメント全文は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)

伊藤沙莉(吉野ひかり役)

 このドラマの企画書をいただいた時に、私は初めて“執行官”という職業を知りました。きっとそういう“初めて”という方はたくさんいらっしゃるのではないかと思うので、そこに焦点を当ててドラマを作るというのはとても新しいですし、“執行官”がどういうお仕事なのかということを知りつつ、そこにまつわるドラマが展開していくのはとても面白いと思いました。

 織田裕二さんは、私にとっては「テレビで見ていた方」だったので、《スター感》を抱いていて、お会いするまではすごい緊張していたんです。「怒られたらどうしよう……」なんて思っていましたが、本読みの日に初めてお会いして、全てが覆りました(笑)! こんなに気さくでライトに話してくださる方なんだ! って一気に緊張が解けて、現場に入るのが楽しみになりました。

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 このドラマには犬がたくさん出てきますが、みんな本当にお芝居が上手。織田さんが演じる小原さんは「犬が怖い」という役ですが、そんな織田さんのお芝居とそれに対する犬たちの化学反応みたいなのも素晴らしいことになっていて、織田さんと犬が共鳴し合っている様子が面白いなと思いながらいつも見ているんです。

 “執行官”という聞きなじみのない職業で法律に関するドラマ、と聞くとちょっと堅く感じられる方も多いかもしれませんが、すごく楽しく描かれていますし、どの登場人物もキャラが濃い! 見ていて全く飽きないドラマだと思いますので、ヒューマン的な部分、ラブの部分なども含めて楽しんでいただけたらと思います。

織田裕二(小原樹役)

 “執行官”って簡単に言ってしまうと、「裁判で判決が下っているのに、お金を払ってもらえない、退去してもらえない、など進行しない事柄に対して執行をする」、いわば司法の《最後の砦》なんですよね。なのに、国家公務員なのにも関わらず、出来高制なんです。「そんな国家公務員いるの!?」と正直驚きました。

 (伊藤)沙莉ちゃんとも中島(健人)くんとも今回が初共演でした。沙莉ちゃんはいろいろな作品に出ているのを見て上手だなあと思っていましたが、実際にお会いしたらとても可愛らしい方。中島くんはこれからますます楽しみな俳優さんだなと思いました。

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 タイトルにもある通り、このドラマには犬がたくさん出てくるのですが、どの子たちもすごくいい子でちゃんとお芝居をしているんです。思わず切なくなってしまったようなシーンも多々ありました。ストーリーは毎話完結に近いですし、多彩なゲストもいらっしゃるので、皆さん、どうぞお見逃しなく!

中島健人(栗橋祐介役)

 “執行官”と聞いた時は、まず「なんぞや」と思いました。“執行”という言葉に聞きなじみはありませんでしたが、切れ味があってかっこよさそうなので、そこに織田裕二さんのお名前がキャスティングされているのを見て、「どういう役かはわからないけど、きっと合うだろうな」と確信しました。と同時に、僕と(伊藤)沙莉はどういうポジションなんだろう、と悩みました(笑)。

 僕も織田さんと言えば、「青島刑事(『踊る大捜査線』)」のイメージでしたし、これまでに本当にたくさんの作品を拝見してきていたので、「え、その織田さんとこれから一緒にお芝居をするの……?」という不思議な気持ちでした。ちょうどドラマの撮影開始が Sexy Zone のドーム公演を控えていた時期で緊張していたんですけど、正直織田さんとの共演のほうがある意味、緊張しちゃったりしていて……(笑)。2つの緊張が隣り合わせだったあの時期は忘れられないです。現場では、役者としての大切なことだったり、お芝居に関してのアドバイスだったり、いろんなお話をしてくださって…撮影中ずっとドキドキしていました(笑)!

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 これまでドラマ・映画などで取り扱ったことのない“執行官”というものを題材にした新しい作品です。法律的なこともそうですが、いろんな形の“愛”、人と人との繋がりを、執行官を通して知ることができますので、ぜひこの夏を楽しみにしていただけたらと思います。

大森美香(脚本)

 一昨年、幕末期からの日本を描く大河ドラマの脚本を書かせていただいた後、猛烈に今の日本を知りたくなり「次に描くなら令和の今を切り取れるような作品を!」と願ってプロデューサーさんたちと色んな職業を捜していた中で知ったのが“執行官”というお仕事です。

 裁判所職員でありながら常に現場に立ち、現状に行き詰まり動けなくなっている人々と向き合う“執行官”。その“執行官”という職業に法律や裁判所とは無縁だった犬好きの主人公・ひかりさんが出合います。

 戦争や紛争が続き、日常的にミサイルが飛んできたりと油断ならない昨今ですが、ご覧いただく皆さんに「明日も一歩踏み出そう」と思っていただけるパワーやワクワクを少しでもお届けできればと心から願っています。伊藤沙莉さん、中島健人さん、織田裕二さん(お三方ともご一緒するのは初めて!)をはじめとして、キャスト&スタッフ一丸となって制作しております。どうぞご期待ください!

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