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北野武監督『首』西島秀俊らキャスト陣がレッドカーペット集結!

第76回カンヌ国際映画祭

カンヌのレッドカーペットを歩いた『首』の北野武監督、西島秀俊、中村獅童
カンヌのレッドカーペットを歩いた『首』の北野武監督、西島秀俊、中村獅童 - Daniele Venturelli / WireImage / Getty Images

 現地時間23日、北野武監督の最新作『』が第76回カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミアで上映され、北野監督を筆頭に、西島秀俊中村獅童浅野忠信大森南朋が、ワールドプレミア上映前にレッドカーペットを歩いた。

【画像】北野武『首』キャストがカンヌレッドカーペットに!

 北野監督の6年ぶりとなる新作は、戦国武将たちの欲と業が絡み合う、本能寺の変の舞台裏を描く時代劇。北野監督が原作・脚本・編集に加えて羽柴秀吉を演じ、西島が明智光秀役、加瀬が織田信長役、中村が秀吉に憧れる百姓・難波茂助役、浅野が黒田官兵衛役、大森が羽柴秀長役を務める。

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 フォトコールでは色とりどりのスーツ姿を披露していた5人だが、中村は紋付袴姿、4人はタキシードに着替えて、コンペティション部門出品作『アステロイド・シティ』(ウェス・アンダーソン監督作)のレッドカーペットに登場。西島は、2021年に主演作『ドライブ・マイ・カー』(2021)がカンヌで上映されているものの、実際に出席するのは初めて。緊張を感じさせない余裕のほほ笑みを浮かべ、沿道のサインに応じる一幕も見られた。ハリウッド大手エージェンシーとの契約が報じられるなど、今後は世界での本格的な活動も期待されている。

カメラに手を振る西島秀俊と北野武監督Andreas Rentz / Getty Images

 同じくカンヌ初参加となった中村は、コンペ部門に出品されている出演作『怪物』(是枝裕和監督)の公式上映には参加できなかったが、キャスト陣と共に晴れ晴れとした表情。アッバス・キアロスタミ監督作『ライク・サムワン・イン・ラブ』(2012)でカンヌを訪れている加瀬、主演作で幾度もカンヌを訪れている浅野など、北野監督を筆頭に国際映画祭でも活躍するメンバーたちは、余裕の表情でカメラに手を振っていた。(西村重人、協力:市川遥)

映画『首』は2023年秋、全国公開
第76回カンヌ国際映画祭は現地時間27日まで開催

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